さをり織り工房　めぐみ塾: 雨でいいのに

今日は雨でいいのに。2日出かけるだけで、庭はカラカラだ。

でも、水がめの水を少しやる。
あさってには又雨だ。もう少しの辛抱だよ。甘やかしては強くならない。
かわいそうではある。ノドかわいたよ〜ってゆってるのに、ガマンしなさいってね。

いい旅だった。

どこへ行っても感染対策。
宿では、部屋係がエレベーターに客だけ乗せてボタンだけ押して「3階でおりて下さい」と言って、ドアが閉まれば自分は大急ぎで階段を駆け上がり、3階のエレベータードアが開けば、前で待ってるのだ。息を乱すことなく。

確かにエレベーター内は狭いか。ご苦労さまなことだ。

ちょっと思い出したので、書いておきたくなった。

さて、今日はミシンかけでもするか。

チカちゃんから久しぶりにLINEがきた。コロナでおもしろくないよね。

なんとなく「さをり」は休憩してる、と。「私のこと忘れないでね」と。

うんうん。わかるよ。

コロナで、なんとなくさをり仕事も頑張る気になれない。売れないんだから。

「忘れないよ。なんでもぼちぼちやで。チカちゃんを忘れる時は、ボケる時や」

と返事した。
教える立場ではない。刺激し合える同志だ。忘れるわけないよ！

そしたら、「なんか元気もらった！夏用のパンツ作る！」と。
私もそうだ。ちょっとやる気になった。緊宣は続くけど、ショップは営業できるようだ。
やることが無い訳じゃない。

チカちゃん、元気出そ！
いつまでもダラダラしてる私たちじゃない！

私の使命は、売れる作品に仕上げること。

もうひとつ、いつも心がけてることは、生地を絶対に無駄にせずに使い切ること。

端布を返したくない。

色合いを考えて、違う生地を足す。

色合いの次に大事なのが生地の幅。いや、色より幅の方が大事かも。

継ぐ時は、できるだけ「耳」を使いたい。