ポストバスで30分でフランツヨーゼフスヘーエへ。ポストバスってゆうのは、郵便バスでもあるそうです。
バスは一日3便。一番のバスに乗ります。乗客は皆70歳前後の年金生活者ばっかり。
あ、バスの中で、こんにちわ、って声をかけられた。この旅初めての日本人。ひとり旅かな、70歳ぐらいの男性。
そういえば、ゼーフェルトでもハイリゲンでも、日本人に会ってない。中国人の団体も見ない。
やっぱ、マニアックなとこなんや…
バスを降りるとこの景色。
ちょっと涙が出そうになったよ。
オーストリア最高峰グロスグロックナー3797mとパステルツェ氷河。
今までいっぱい山は見てるけど
こんな景色初めてかも。
マーモット見つけたよ。けっこう大きい。
お尻だけ見ると、ウォンバットの小型。
1980年には氷河はここまであったんだ。
2000年にはここまで後退してる・・・
地球に住むみんなで考えないといけないよ。
このままじゃ、ダメだよ。
地球温暖化、なんとかしなくちゃ・・・これを見ると、心からそう思うよ・・・
私たちにできること。
アイドリングストップ、ごみは減らそう、節電・・・
氷河湖を見ながら、どんどん歩きます。
ハイリゲンブルートまで13キロ。
そこらじゅうにケルン。なんか積んでみたくなるよ
山の景色もすごいけど、お花もいっぱい咲いてる。
ちょっと時期が遅いね。チングルマのわたぼうしがそこらじゅうに。
人間なんて勝手なもんさ。
快晴で山がきれいに見えて、それだけで感激したはずなのに、
それなら、お花もいっぱい咲いてればよかった、なんてね。
あと二週間早ければ、花盛りだったろうね。
いいさ、そんな頃には、欧米人も休暇で人盛りだ。
これでよかったんだ。
道しるべは、このオーストリア国旗。
この国旗のある方に、どんどん進みます。
地図がなくても迷わないよ。
氷河もすごいけど、反対側の景色もすごいんです。
バスで走った道が、あんな上に。
途中に何回かこんな柵が。
牛や羊が出ていかないように。
こんな展望台が。はるか下にハイリゲンブルートの村が。
あそこまで帰らないと・・・まだ遠いな・・・
あの山の向こうから、
あの谷を超えて、
いっぱい歩いて来たなあ…
疲れた・・・
標高2600から1300まで、1000mの標高差を下るだけでなく、登ったり下ったり・・・
やっと村まで降りてきた。
さすがに今日は足がだるいよ。
バスを降りてから、歩くこと4時間半で出発地点に無事帰ってきました。
充実の一日でした。
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