二日目。5時半起床。
6時半乗合タクシーで鳩待峠へ。
7:20歩き始める。
アヤメ平方向へ、木道と登りの山道。
お天気は曇り。
初めての湿原。横田代。
ワタスゲがかわいい。天国の木道。
明日登る至仏山が見える。雪があるなあ。
6月にはアイゼンが要ったらしい。今年は雪が多かったんだって。
礼文島は少なかったのになあ。
東を見ると燧ケ岳。
池塘がなんともいい。
燧ケ岳も至仏山も見えたり、ガスでかくれたり。
アヤメ平から山の鼻まで下ると、小屋に着くのが早すぎるなあ、と
富士見峠から見晴らし小屋へ遠回りで下ろうと。
ところが、下りの途中から雨。
しかも前が見えなくなるほどの大雨。
カッパもザックカバーも意味ないぐらい。おまけに雷。
雨宿りできそうな所が全くない山中。歩くしかない。
からだ中濡れて寒くなってきた。
宿でお弁当作ってもらったけど、食べる場所もない。
低体温症になっちゃうよ。
大雨だけど、見晴らし小屋の休憩所までがんばれ。
道が川みたいになってるぞ。
ずぶぬれのどろんこになって、ひたすら歩く。
やっと小屋に着くも、暖房があるわけもなく、荷物も濡れてしまって、
着るものもない・・・気温は18℃。
震えてお弁当食べて、雨が弱まるのを待つこと一時間。
そこで、カッパを脱いで雨宿りしてた人は20人ほど。
小降りになったぞ。出発!
まだ今日の宿の山の鼻小屋までは2時間半かかる。
ラッキーなことにレジャーシートが二枚。かぶって歩くことに。
雨が絶え間なく降ってたけど、歩ける。
至仏山ががんばれって言ってる。
逆さ燧が見えるはずの池塘。
だけど、雨で水面が揺れてる。
燧ケ岳が見えてるのが奇跡。
雨、けっこう降ってたもん。
レジャーシートをかぶって歩くこと2時間。足がだるい・・・
小屋はまだ見えない。疲れた・・・
あの山のふもとに今日泊まる山小屋があります。がんばれ。
結局、雨宿りした見晴らし小屋から2時間半で小屋に到着。
まずは、乾燥室でずぶぬれのカッパ、ウエア、ザックも中身も乾かします。
部屋にもいっぱい濡れたものをぶら下げて。
うれしいことに山の鼻小屋は個室です。といっても広さは3畳ぐらい。
もうひとつうれしいのは、温泉があります。といっても石鹸シャンプーは使用禁止。
汗を流せるだけでありがたい。おまけにシャワートイレ。天国みたいな山小屋です。
携帯もダメ、ネットもダメ。電話は衛星電話のみ。消灯は9時。早く寝るしかない。
尾瀬の雨もまた良し、
なんだけど、なにもあんなに降らなくても、ってゆうぐらいの大雨だったよ。
結局、7時半に歩き始めて山小屋に着いたのは3時半。
歩行距離は18キロ。歩行時間は7時間。雨宿り1時間。
歩いたうちの半分は雨に濡れながら・・・尾瀬ヶ原の東の端から西の端まで。
全尾瀬ヶ原を歩いたよ。雨の中ね。
花はまた次回載せます。
明日も5時起きで至仏山登山!
こんな雨ぐらいでへこたれるめーちゃんじゃないよ!
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