えちまにはかた

2018/06/24

旅の13日目 帰りニュルンベルグに寄る


昨夜、空を見たら月も星も出てた。明日はいいお天気かと思ったが、どんより。
しかも寒い。気温は12℃。

さあ、今日はミュンヘンに向かって走る。
一気に走るのはたいへんだ。
ニュルンベルク辺りで一泊。





もう帰るだけかと思うと、ちょっとさみしいな。
いやいや帰っても楽しいことがある。山に登らなくっちゃ。

ところで、こちらの運転事情。
基本的に交差点は右折可。
赤信号で右折で停ると、後ろの車に鳴らされる。
行け!と。
それから、ロータリー。あれは優れもの。
信号がなくても、待つこと無しに進める。
誰も渡らないのに、信号で待つ、とゆうのがないのだ。日本もロータリー採用すればいいのに。

ただ、交差点より土地が要る。田舎ならいいと思うが。


南東へ走る。気温が10℃に下がった。
クロアチアは暑かった。
北へ1500キロ以上走るとこんなにも違うのか。
5時間ほど走ってニュルンベルクのホテルに到着。

ホテルはいつも市街地から少し離れた所にとる。
街のホテルは料金も高いし、駐車場も無料じゃないし、とにかく道が面倒だ。
ナビないしね。

ニュルンベルクまで二駅、電車に乗る。

改札ない、人いない、どうやって、どれに乗るんだ。聞く人もいない。

ニュルンベルク   スタイン駅。




ニュルンベル30年前に、家族四人で来た。
おもちゃ博物館ってゆうのがあって、皆で入った。
そこでかわいいポスターを買ったんだけど、
教会に置き忘れて、悲しい思いをした。

それと、ニュルンベルクでは、ちょっとした事件があった。
30年前、ホテルに子供たち二人を残して、何か食べるものがないかと買い物に出かけた。
20分ほどだったか、部屋に戻ると、ナナが泣いていて、はじめはベッドの陰に隠れてきまりの悪そうな顔をしていて、クローゼットのドアが外れてテーブルの上に倒れ掛かって、テーブルの足が折れていた。どうもナナの足の上に倒れたようで、足に傷ができてアザになっていた。

はじめにゆっくり話を聞くと、
クローゼットの中に入って遊んでいると、中から出られなくなって、思いっきり外にドアを押すとドアが外れて倒れたらしい。そこにナナがいたらしいが、テーブルがクッションになって足を打っただけで済んだようだ。

はじめに「ナナコをみててね」と言って出かけたのに、こんなことになって、叱られる・・・と思わせたはじめに、なんてかわいそうなことをしたことか、と思った・・・

はじめは、3歳半ちがいのナナをいじめたことも泣かせたこともケンカしたことも、一度もないといってもいい。優しいお兄ちゃんなのだ。

二人を残して出かけたことを、どんなに後悔したか・・・子供ってゆうのは、信じられないことをするものなんだ。気を付けないと。絶対に目を離しちゃダメなんだ・・・





なんかこの場所、見覚えがある。この店でカゴを買った。
そのカゴ、今も糸を入れて使ってる。


これが、今が旬とゆうアスパラガスやな。












街を歩いて疲れた時は、教会に入るに限る。
無料だし(お金が要る所もたまにはあるが)イスがあって座れて、夏には涼しい。

それで、今日も入ったよ。
なんと!偶然にもパイプオルガンの演奏を聞けた。
休まるし癒されるし、30分以上座って聞いてた。


すごくいい時間を過ごせた。
パイプオルガンの生演奏なんて、なかなか聞けるもんじゃない。

演奏が終わって外に出ると、鐘楼から鐘の音。

すごく大きな音がしばらく鳴ってた。
なんていい音なんだろ…

コトルの教会の鐘の音で泣いてた安部アナを思い出した。




最後の夜もいい一日で終われそうだ。



帰りの電車、なぜか二本運転休止。
ホームにいた女性に聞いた。キャンセルだとゆう。



電車はホームに入っている。列車ホテルみたいなもんだ。寒いし中に入れるだけで、ありがたい。

列車内ですわって40分待つ。ま、仕方ない。早くホテルに戻って、荷物片付けしたいんだけどな…
無事ホテルに戻って、最後の夜は更ける。





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