気温マイナス15℃。
早く目が覚めて温泉に入った。
外に出ると、背筋がキュンと伸びる気持ちいい寒さだ。
北海道の宿はドアを開けて中に入ると、どこも快適なあったかさ。
トイレもお風呂も寒くない。これがいい。
うちの家もこれだ。モコハウスばんざい!
富士山の山中湖の安宿は、部屋も寒く、廊下に出ると氷点下だ。あれはくつろがない。
8時半、ユースを出発。
スノーシューをはいて森の中へ。
湖に出た! これはすごい! なんて気持ちいいんだ!
タウシュベツ橋梁が見えた!
独り占め。じゃない五人占め。
去年秋は、橋の近くまで行った。
記念撮影。ゼンちゃんが入ってないのが残念。
この橋を、夏、秋、冬に見た。
でも明日のランチはご一緒する。
足寄から阿寒へ向かって走る途中、雌阿寒岳と阿寒富士がきれいに見える所がある。
車を停めて降りて、ガチガチに凍った場所ですべって転倒!
あちこち打った。頭、ヒジ、お尻、手。痛あ~っ…頭、大丈夫かな、とまず心配。
手を見てみると、やばい!右手小指の付け根、パックリ裂けてる。
血が出てきた。とっさに、これは縫わないと!
パパ、119に電話して最寄の病院を聞く。20キロ走って足寄に戻る。
血が出る。思いっ切りハンカチで縛った。
結局、4針縫った…なんてこった…氷ってガラスみたいにこわい。
この写真を撮りたくて転んだ・・・
雌阿寒岳、きれいだ。2年前登ったけど頂上でガスがきた。又登ってやる。
こんなにいいお天気なのに、病院で手術してるとは・・・バカもの…二時間のロス。
雄阿寒岳とキタキツネ。
こいつ、逃げないどころか、近寄ってくる。
エサをやる観光客がいるんだろね。ダメだよ。
なんで私ってこうなんだ。すぐにケガをする。
これで、しばらくテニスできない。ゴルフできない…
って落ちこんだけど、こんなことでヘコタレてられるか!
落ち着いて考える。傷害保険に入ってる。手術ならけっこうもらえる。
これは、ちょっと痛いアルバイトと考えよう。
そんな手で、明日スノーシューできる?ポール持てる?ってパパは心配する。
大丈夫! 右手はポールなしで、左だけでがんばる。
転んでも右手つけないなあ。転ばないように気つける。
標茶ホテルテレーノ到着。
フロントで「手、どうなさったんですか」と聞いてくれる。
4針縫ったとゆうと、「え~、お風呂どうなさいますか」
ナイロン袋と輪ゴムをくれた。持ってたんだけどね。
夕食はお箸は不便でしょうから、フォークも用意いたします。って。
処方箋薬局、すぐに薬を飲んだ方がいいと水を入れてくれる。
しかも冷たすぎると飲みにくいと少しお湯を入れてくれる。病院でも、薬局でも思った。
北海道の人はほんとに親切だよ。
先生がゆう。「奈良から? こんな寒い北海道へなんで来るの? 僕なら奈良に行きたいよ」
右手にナイロン袋をかぶせて無事入浴。フォークで夕食も済ませた。
抜糸は帰宅してからになる。
先生がお手紙を書いてくれた。これを抜糸する病院に持っていきなさい、と。
明日は消毒してくれる病院を探さないと。
めーちゃんは、こんなことではへこたれない!
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