敦賀の東横イン。朝食を済ませて7時出発。
西方が岳に登る予定だったけど、サザエヶ岳の方が景色がよさそうだ。
サザエが岳登山口を探す。
クマに注意・・・・・!
サザエってこんな難しい字なんだよ。変換できない・・
距離にして頂上まで3キロなんだけど、登りがきついので2時間では登れない。
半分ほど登った所で、行く先の草むらがガサっと揺れる音。
ん?! 何かいる! するとうめき声が。ウウ~・・・熊だ!
姿は見えないが。確かに居る! 又ガサガサっと動く音とうめき声。声は3回聞こえた。
移動してるのがわかる。
とにかく、じっとする。動かず息をひそめてじっと立ち止まる。
これだけ山に登れば、そのうち会うだろうと思っていた。
北海道はヒグマだ。レクチャーを受けて山に入る。本州ではツキノワだ。
何分ぐらいじっとしてたんだろう。
草むらを上に上がって行った、と確信して又登り始めた。
ちょっと緊張した。こわかった。
日曜だとゆうのに、登ってる人はいない。
やっぱり、あんまりマイナーな山に登るもんじゃないな。
百名山なら、ヒトがいっぱいいてっホッとする。
いつも人のいない所を探して旅するが、こればかりは、あまりヒトのいない所はこわい。
晴れるとゆうから来たのに、ガスが出てきた。
水島が見える。
美浜原発を上から見る所があるはずなのに、ガスで見えない。
美浜といえば、東野圭吾の小説「天空の蜂」の舞台だ。
犯人はこんな上から原発を見てたんだ・・・
帰ったら又読んでみるかな。
サザエが岳頂上、685m。残念。景色のご褒美はない。
360度の景色って書いてたのになあ。
帰りはクマに出会った少し前あたりから、笛を吹きまくって下った。ちょっと怖かった。
百名山の焼岳は、最高のお天気で景色も最高だった。
登りは1000近く。標高も高いので空気が薄くてしんどかった。
それに比べて、昨日は標高差は800.知れてるだろうと登り始めると、めっちゃしんどかった。今日は、標高差680。そこそこしんどいんだろうなあ、と覚悟して登ると、
不思議なことにしんどくなかったよ。
山に登るには。登山口で「覚悟」が必要なんだ。
「今日は大したことないだろう、そんなにしんどくないだろう」
なんて思いながら山に入ると、カラダがそんなにしんどくないはずなのに、
おかしいなあ、キツいぞ、しんどいぞ、って反応するんだよ、きっと。
「今日はきついぞ、がんばらないと!」と思って歩き始めると、
まだまだこんなもんじゃない、がんばれがんばれ、ってカラダが動くよ。
下山後、日帰り温泉で汗を流して、3時間弱走って無事帰宅。
二日ともいいお天気で、景色もよく見えた、とはいえない登山だったけど、
「まるさん屋」の夕食は最高においしかったし、まずまずの二日間だった。
帰宅後、登山の本に、「またふたつ登った♪」と印をつけたいために登ってるのだ・・・?
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