小天橋のカニ民宿を出る。
さあ、どこ行こ。
山に登れなくても、パパはちゃんと調べてる。
昨日は「ガラシャの里」今日は「兜山」と「立岩」
まずはカブトヤマ。車で頂上まで行ける予定だったけど、あまりに道が狭い。
仕方ないから登山道を登ることに。
パパ、大丈夫かな。トレッキングポールを頼りに。
歩幅は小さく、ゆっくりね。
日本海と久美浜湾に挟まれた細い砂州の地形が、天橋立に似ていることから、
小天橋とゆうんだって。あの細い砂州に泊まった宿がある。
確かに、天橋立の小型って感じ。
空も海も青くてキレイ。気持ちいい。登ってきてよかった。
稲刈りが終わった田んぼがいろんな色でパッチワークだ。
向こうの入り江は「夕陽が浦温泉」
毎年、このあたりへ「カニ旅」に来てるなあ。
今回は「カニの旅」で、私達にしては宿は高い。地域振興券は6000円。
1000円は飲み物代に使えた。あと5000円・・・これまた呪縛だ・・・
お土産屋さんへ。こんなに人がいるのは珍しい。
カニを食べにこのあたりへ来た人が皆、クーポンを片手にやってきてる。
3000円使った。
なんじゃ、これ・・・カニの目から顔・・・意味わからんやん・・・
次は「立岩」へ。
途中、あんまり海がきれいなので一枚。
晴れていて順光なら、こんなに青く撮れるんだ。
タスマニアの海にも負けてないかも。
山陰海岸ジオパークを代表する「立岩」 高さ20mもある一枚岩だ。柱状節理だ。
風が強い。帽子が飛びそう。
ん? これ誰? え? 聖徳太子様?
思うに・・・日本のあちこちを旅すると、松尾芭蕉、弘法大師、聖徳太子。
この3人は日本のどこにでも出没するんだ・・・
いいお天気で暑い?一日だった。
11月半ば過ぎてこのあったかさ。
ちょっと歩くとTシャツ一枚でも暑い。今日は風がきつかったな。
「こんなにあったかいなら、車じゃなくてもバイクでカニ食べに来れる日が来るかもね」
と私がゆうと、
「そんなにあったかくなったら、日本海でカニが獲れんようになるかもな」とパパ。
え? そうなの・・・それはさみしい・・・
朝ごはんの牡蠣ご飯。残った分は持ち帰らせてくれる。
今日の夕食は、このご飯と卵焼きで終わった。むっちゃ美味しい!
少しは歩けることがわかってよかったね。ポールさえあれば、頑張れそうだ。
かわいそう? 「愛のムチ」だよ・・・歩きたいでしょ。
明日だ、明日!