ゲストハウスもりあんの朝。
なんにもしないサービスもある。なんでもご自由にと。無料のコーヒー紅茶はもちろん。
ビール、おつまみ、カップヌードルまで、勝手にとって勝手に置いてあるお皿にお金を置く。
普段は9時消灯だけど、昨夜の客は私達だけだったので、ご自由にと。
寝る時に適当に消して下さいと。スイッチがどれがどこか探すのが大変だった。
朝食。お昼のおにぎり付き。
ランチがこんなに。
梅干も塩昆布も持って行こ、と思うとナイロン袋もラップも置いてある。
このおにぎりの下には紙袋。いたれりつくせりとはこのことだ。
梅干も塩昆布も持って行こ、と思うとナイロン袋もラップも置いてある。
このおにぎりの下には紙袋。いたれりつくせりとはこのことだ。
旅の想い出ノートがあった。半分以上は外国人だ。外国人まで、ちゃんと納札を貼ってあった。お接待を受けたと思ったんだろな。
私も感謝を述べて、納札を貼っておいた。
そうそう。「ゲストハウスもりあん」ね、四国お遍路宿居心地ランキング2位なんだそうだよ。なんかわかる気がするよ。
お接待でいただいたミカンを道中で食べた。甘い!美味しい! お接待だから身にしみるのか。四国は柑橘類天国だ。
4度目の歩き遍路だとゆう人に「泊まる所、飲み物、3回の食事…なんか困ったことありませんでしたか?」と聞くと、「それが不思議と毎回なんとかなるんや」と。
「なんとかなる」…なんかわかる気もする。
四国の人はとにかく歩き遍路に優しいのだ。気持ちよく歩けるのだ。
歩き遍路のいいところは、地元の人とのふれ合い、なんてガイドブックに書いてたけど、
イマイチどうゆうことかわからなかった。こうゆうことなんだな。
歩き遍路は最高だ。
見送りに出てくれたママさんと記念撮影。カミーノはもちろん、空海が勉強に行ったとゆう西安から歩いたと。ただ者ではない。世界中を旅して、その後四国お遍路にハマり、これしかない!とゲストハウスを…なるほどな。
ここから山道に入る、ってゆうとこまでママさんは送ってくれた。明るく元気なママさん。
「逆うち」する時、又来るよ。
大日寺へは下るだけかと思ってたのに、登り・・・あるんや。どんまい。
野宿遍路さん用の小屋なんだけど、マナーが悪ヤツもいて宿泊禁止になったと。
その代わり、こんなことを言ってくれる人もいる。
下に里が見えていい景色だったんだけど、逆光だあ。
里に下りてきた。
ラッキーなことに、空いてるガレージがあって、そこで雨宿りさせてもらう。15分ほどで小降りになったので、歩き始めるも又降り出した。カッパを頭からかぶって道路の端を歩く。車がガンガン通る。歩道無し。車が来ると水はねをかけられる~。
何キロかそんな状態で歩いた。それが疲れた。
何キロかそんな状態で歩いた。それが疲れた。
やっとの思いで13番大日寺到着。歩いて疲れたとゆうより、雨と歩道のない県道に疲れた。
今日は宿からお迎えに来てくれることになってる。まだ2時。もう少し歩けるぞ。
あれ、又パラパラ降ってきたぞ。
次の15番までは、たったの800m。それぐらいは行っとこう。
わあ、また降ってきたあ。
15番国分寺。なんじゃこれ?! 本堂前がこのデコボコ。雨で滑ってこわいし。
今日はここまで。結局この4日間で一番歩いた。4万歩、24キロ。
歩いて疲れるのは、距離ではなく、どんな道を歩くかに左右される。
車の多い国道歩きは一気に疲れる。
車の多い国道歩きは一気に疲れる。
地道よりアスファルト道は疲れる。
少々上りでも、国道を歩くよりはずっといい。
さあ、明日はどうする?! 4日で90キロ以上歩いたぞ。