西ノ島、船越のゲストハウスの朝。
船越には運河がある。大正3年に17000円をかけて掘ったそうだ。今の何千万円にもなるのかな。
確かに、この運河が無ければ日本海に出るのは、かなり遠回りだったようだ。
朝の散歩は運河沿いを。涼しい。20℃以下だ。バイクは寒いのか。
部屋に戻って、昨日買っておいたパンとカップヌードルの朝ごはん。
宿を出る。フェリーの時間までに「黒木御所」へ。
後醍醐天皇が隠岐の島に流されて、ここで1年過ごしたそうな。
1332年に隠岐へ。1333年には脱出して討幕に成功。その1年で何があったんだろな。
階段かあ。昨日いっぱい歩いて疲れたよ。
不思議なもんで、気合とゆうか、モチベーションとゆうか… えー朝から階段〜?! なんて思うと、たった200段ほどの階段が、めっちゃしんどいのだ。
後鳥羽上皇、こんなとこにいたのか。地元の人たちのおかげで脱出できたんだと。
フェリー乗場近くの「ふるさと会館」。
係の人が、島のことをいろいろ教えてくれた。興味深い話だったよ。島のことがよくわかったよ。
西ノ島はこんなカタチ。
宿泊施設の多い「島後」に観光客の多くが滞在。西ノ島や知夫里島へは日帰り観光が多い、と。
そうなんだな。赤ハゲ山の展望台、改修工事が入っていた。でも、知夫里島におカネを落とす観光客いないよね。
おカネ使うとこ無いもん。食事する飲食店1軒、食品を買える商店1軒…ほぼ無いようなもんだ。もちろんコンビニがあるはずもなく…
民宿や商店を営む島民は、高齢化するばかり…
西ノ島唯一のスーパーへ行った。品揃え、品数…こんな店で島民は全ての物を買うのか、と感じた。夕方には、棚の食品はほぼなくなってしまっている。しかも、値段の高さにびっくりする。生姜焼き用の豚肉、そんなにきれいな肉でもないのに100㌘350円。それもひとパック残ってるだけ。
同じ島でも、小豆島の暮らしと比べてしまう。品揃えのいいにぎやかなスーパー。フェリーで40分で高松へ行ける。高松で買えない物は無い。
フェリーで3時間かかって境港…小豆島と比べるのはおかしいな…
私、小豆島なら暮らせるけど、隠岐の島では暮らせない…と思った。
島の暮らしもいろいろだ…ちょっと考えさせられた…
さ、フェリーに乗って本土へ渡るだけ。
何日か熟睡できなくて疲れたのかな。フェリーの3時間。うとうと寝てばかりいた。
境港着。午後1時半。お寿司ランチ。回転してない回転寿司。アルコール抜きで4200円。
さあ、走ろう。奈良まで帰るのはしんどい。鳥取で一泊。鳥取まで3時間ほどか。
わあ、大山がきれいに見える。来る時は雨が降って寒くて…大山は見えなかった。こんな大きな山が見えないなんてね。
そろそろ稲刈りだ。
右に大山、左に日本海。9号線を走る。道は空いてる。気持ちいい道だ。
展望パーキング?
魚見台?