サンチャゴに戻って一泊。
目が覚めると、びっくり!9時?!よお寝たなあ。もう全てが終わった…ってゆう安心感か…
窓から外を見ると、すぐ近くの交差点のカフェがにぎわってる。まず、朝ごはんだ。
クロワッサン、クロワッサンhamon queso,dos カフェ・コン・レチェ、uno sumo de naranja 。で7.3€? 絶対に間違えてるよ。安すぎる。はよ出よ!
さあ、荷物を片付けてアルベルゲを出る。バス・トイレ共用は落ち着かないな。アルベルゲにはエレベーターが無い。毎日毎回50段の階段を上って下りて。カミーノを歩かなくても運動は足りてるよ。
連泊できる宿が無かったので、今日の宿へ移動して、リュックを預かってもらおう。
身軽になって、午前中は逆光だけど、なんとなく広場へ。反対向いて順光で撮っとこ。
ヒザのテーピング…わかるよ、わかるよ。
毎日何十kmも歩くんだ。足のどこかが痛くならない方がおかしいよ。
教会の入口。聖歌隊の歌が始まった。
でも、私は今回は、20km歩かない日も多かったので、足はなんともないよ。
サンチャゴのチャイ。男の子かな。チャイより大きい。
2年前、このバグパイプの音に、鳥肌がたった。涙が出た…
今日もこの音が、疲れ切ってたどり着いた巡礼者を迎えてくれるのだ。
このバグパイプを聞くのも最後だ。明日は朝から駅へ向かって歩く。
たくさんいるよ。一体この人達…
サン・ジャンから?
サリアから?
イルンから?
その他のカミーノから?
ただの観光客…?
どうなんだろう…知りたいよ。
座り込んでる人らは、少なくともどこかから歩いて来たんだろうな…
なんてことをぼおっと考えながら、逆光の大聖堂を眺める。
リュックに付けるワッペンでも買おかな。街のおみやげ屋さんをぶらぶら。買わなくても楽しい。
お昼を過ぎた。ランチが食べれるのは午後1時以降。又ぶらぶら坂を下って駅方向へ。サンチャゴ最後の晩餐は2年前に入った中華だ。
もうワインやめとこ。帰りは上り坂だ。またしんどくなる…agua…ワインと同じ値段…なんか悔しいと思うのはなぜ…
食べ過ぎないこと。飲み過ぎないこと。
やっぱり中華は間違い無い。
この店、take away が大流行りだ。バイクのヘルメットをかぶったままの男性が袋を持っては出て、持っては出て。
食べる飲む、ほどほどにしとくと、上り坂もしんどくないやん。
さ、チェックインできる時間になった。部屋でごろごろして、又夜に繰り出そう。
夜7時の広場。鐘が鳴り続けてる。
鐘楼の所に人がいるぞ。え?自動じゃないの?手動なの?四日前には見つけられなかったイタリアン。見つけた!
ランチの中華が最後の晩餐と思ったけど、ちょっとおなかすいた。
この前はは休みだったのか… こちらでは、シャッターを閉めて看板もすべて片付けるので、全くわからなくなる。
腹ペコ?ではないので軽く?
ポルチーニのリゾットとムール貝。美味っ!
サンチャゴ最後の晩餐は、シャレたイタリアンで。
カタさん、ピレネー越えはお天気どうやったかな…景色見えたかな…
カタさん、サンチャゴ到着後にぜひ!美味しいよ。リンコントロって読むのかな。
宿に戻って、10時頃に最後の大聖堂を見に行くか。
夜10時。広場近くの通り。
ん?なにやら管楽器の音、太鼓の音。
なんだこの行列?
祭司さまのような白い服。黒い演奏者が続く。その後ろにゾロゾロ観光客がついていく。
なんか、金色の神輿みたいな…ヤコブさまか…
今日は日曜日で、こうゆう行事があるのかな。
私達の旅の終わりに彩りを添えてくれる。
これ、楽しい!皆、手拍子だ。
これこそ、旅の終わりを華やかにしてくれる。
毎日あるのかな。土日だけかな…
パパがゆう「もう来んかな…」
私がゆう「わからんで〜♥」
パパは私の肩を抱いて笑った……