えちまにはかた

2024/06/03

カミーノnorte の旅 34日目 sanchago でゆっくり

サンチャゴに戻って一泊。

目が覚めると、びっくり!9時?!よお寝たなあ。もう全てが終わった…ってゆう安心感か…

窓から外を見ると、すぐ近くの交差点のカフェがにぎわってる。まず、朝ごはんだ。

クロワッサン、クロワッサンhamon queso,dos カフェ・コン・レチェ、uno sumo de naranja 。で7.3€? 絶対に間違えてるよ。安すぎる。はよ出よ!


さあ、荷物を片付けてアルベルゲを出る。バス・トイレ共用は落ち着かないな。アルベルゲにはエレベーターが無い。毎日毎回50段の階段を上って下りて。カミーノを歩かなくても運動は足りてるよ。

連泊できる宿が無かったので、今日の宿へ移動して、リュックを預かってもらおう。


身軽になって、午前中は逆光だけど、なんとなく広場へ。反対向いて順光で撮っとこ。


ヒザのテーピング…わかるよ、わかるよ。
毎日何十kmも歩くんだ。足のどこかが痛くならない方がおかしいよ。

でも、私は今回は、20km歩かない日も多かったので、足はなんともないよ。


サンチャゴのチャイ。男の子かな。チャイより大きい。



2年前、このバグパイプの音に、鳥肌がたった。涙が出た…

今日もこの音が、疲れ切ってたどり着いた巡礼者を迎えてくれるのだ。

このバグパイプを聞くのも最後だ。明日は朝から駅へ向かって歩く。


たくさんいるよ。一体この人達…

サン・ジャンから?
サリアから?
イルンから?
その他のカミーノから?
ただの観光客…? 

どうなんだろう…知りたいよ。

座り込んでる人らは、少なくともどこかから歩いて来たんだろうな…

なんてことをぼおっと考えながら、逆光の大聖堂を眺める。


リュックに付けるワッペンでも買おかな。街のおみやげ屋さんをぶらぶら。買わなくても楽しい。

お昼を過ぎた。ランチが食べれるのは午後1時以降。又ぶらぶら坂を下って駅方向へ。サンチャゴ最後の晩餐は2年前に入った中華だ。

もうワインやめとこ。帰りは上り坂だ。またしんどくなる…agua…ワインと同じ値段…なんか悔しいと思うのはなぜ…

食べ過ぎないこと。飲み過ぎないこと。

やっぱり中華は間違い無い。

この店、take away が大流行りだ。バイクのヘルメットをかぶったままの男性が袋を持っては出て、持っては出て。

食べる飲む、ほどほどにしとくと、上り坂もしんどくないやん。

さ、チェックインできる時間になった。部屋でごろごろして、又夜に繰り出そう。



夜7時の広場。鐘が鳴り続けてる。
鐘楼の所に人がいるぞ。え?自動じゃないの?手動なの?




四日前には見つけられなかったイタリアン。見つけた! 
ランチの中華が最後の晩餐と思ったけど、ちょっとおなかすいた。
この前はは休みだったのか… こちらでは、シャッターを閉めて看板もすべて片付けるので、全くわからなくなる。

腹ペコ?ではないので軽く?
ポルチーニのリゾットとムール貝。美味っ!


サンチャゴ最後の晩餐は、シャレたイタリアンで。

カタさん、ピレネー越えはお天気どうやったかな…景色見えたかな…

カタさん、サンチャゴ到着後にぜひ!美味しいよ。リンコントロって読むのかな。




宿に戻って、10時頃に最後の大聖堂を見に行くか。


夜10時。広場近くの通り。
ん?なにやら管楽器の音、太鼓の音。
なんだこの行列?

祭司さまのような白い服。黒い演奏者が続く。その後ろにゾロゾロ観光客がついていく。
なんか、金色の神輿みたいな…ヤコブさまか…


教会の入口。聖歌隊の歌が始まった。
今日は日曜日で、こうゆう行事があるのかな。
私達の旅の終わりに彩りを添えてくれる。



その後広場へ。


あ、今日もやってる!
これ、楽しい!皆、手拍子だ。
これこそ、旅の終わりを華やかにしてくれる。
毎日あるのかな。土日だけかな…



さよなら、サンチャゴ。
パパがゆう「もう来んかな…」
私がゆう「わからんで〜♥」
パパは私の肩を抱いて笑った……



まだまだ、みんな盛り上がってるよ。



さあ、いよいよ明日サンチャゴを去る。


なんとビルバオまで10時間バスに乗る。

飛行機も考えたけど、歩いてきたなつかしい街々に停車しながら走るのも楽しいかと…



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