えちまにはかた

2021/12/21

歩き遍路旅 第三弾 禅師峰寺から歩く

5:45起床。真っ暗だ。
ホテルの部屋、狭っ!世の中カネか…
ホテルの真ん前に空港バス乗り場。6:25発。こんな真っ暗なのに、バスはほぼ満席。
ビジネスマンだらけ。皆、仕事してるんやな。
パパも何十年もこの人達みたいに頑張ってくれて今がある。改めて感謝。
遊びに行く私達は幸せだ。
いや、修行だ!


私ね、最高時から4キロ痩せたんだ…
豚バラブロックの燻製はいつも500g。あれを8個?!恐ろしい…
私のどこにそれだけついてたんだ。確かにふとももも細くなった。足片方ずつで2個か…
両腕で1個…おなかで2個、お尻で2個…で計算が合う…恐ろしい…

バスの車窓は真っ暗なので、こんなしょうもないことを考えてる間に伊丹に着いた。


しょぼいプロペラ機はビジネスマンで満席。
リモートがすすんでるってゆうけど、まだまだなんだな。


雲海の上に出た。


剣山だろうな。雪だ。


着陸態勢に入る。高知湾だ。


私が今までに乗った中で、一番短い。40分で高知龍馬空港着。
タクシーで禅師峰寺へ。運転手さんは禅師峰寺の檀家さんだそうな。
お遍路はやっぱり歩くのが一番だと。歩かないとわからんことがいっぱいある、と。
確かにそうだ。歩かなきゃ!

禅師峰寺境内からの景色。海だあ。





次は雪渓寺。7,5キロか。二時間はかかる。


山道を下って次の雪渓寺へ。朝のきりっととした冷たさの中を歩くのは気持ちいい。

途中、向かいの半島まで渡し舟に乗る。住民の足だ。無料。


はい。がんばります!



第33番札所 雪渓寺。今日二つ目の御朱印をもらう。


雪渓寺門前の唯一のカフェでランチ。今日は落ち着いて座ってランチをいただけた。
日替わりランチ700円。つくねバーグ。おいしかったよ。


次の札所は種間寺までは6,3キロ。二時間弱か。




もう少し。


お遍路休憩所。
「今日もお疲れ様です。お急ぎのこととは思いますが、一度足を止めてゆっくり春野の空を見上げてください。もしかしたら、何か見つかるかもしれません」

ありがとうございます。そのお気持ちだけで、この先も頑張って歩けます。


34番種間寺。


次は遠い。7キロほど歩いて、途中の宿に泊まる。


ヤギだ。人懐っこく寄って来る。草をやると喜んで食べた。



すると、前から来た車がウィンカーを出して停車。男性が降りてきた。35歳前後か。
「お疲れ様です。寒い日もあるので、これ、よかったら使ってください。風邪などひかれませんように」とカイロを二つ手渡してくれた。
車が走り去るまでずっと頭を下げた。

その時はびっくりしてお礼をゆうばかりだったが、
車が行ってしまってから、ちょっと涙が出そうになった。

こんなことってあるんだな・・・人の優しさに触れるってこうゆうことか・・・
疲れたけど、元気出して歩こう。


その後、ちょっと道しるべの方向が分からず、通りかかったじいちゃんに尋ねた。
それはそれは親切に教えてくれる。
右か左かを聞いただけなのに、その先の先まで教えてくれる。
なんでみんな私たちにそんなに優しくしてくれるんだ・・・

これだから頑張れるんだ・・・



仁淀川を渡る。


橋の真ん中で、高知市から土佐市に入る。



あと3キロで清滝寺、ってゆうとこまで来たけど、もう4時前。
暗くなるから今日は土佐のビジネスホテルに泊まる。そろそろ足も痛くなってきたしな。

痛い足を引きずって近所の居酒屋へ。カツオのたたき食べないとね。


7時間半。38000歩。22キロ。
今日は何か所はコンビニがあった。座れるコンビニ。天国のような場所だ。



初日から頑張り過ぎたか。足が心配だ。
歩き過ぎて傷め、完全に治ってないのにゴルフに行く。ちょっと治まったらテニスをする…
わかってはいるのだ…
ここまで来て、歩けないとは言えない…



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