鶴林寺登山口まで歩いて15分「もみじの里」の朝。いい宿だ。薪で沸かすお風呂。あったまる。シャワートイレ。エアコンも快適、あったかく寝れる。普通は旅の宿はそうであるはずなんだけど、遍路宿はそうじゃない所もある…女将さん元気でいい人。ただWi-Fiが無い…
さをりに興味がありそう。スカーフを織ってプレゼントすると約束しておいとました。お世話になりました。
美味しい朝食をいただいて、おにぎりを持たせて下さる。ありがたい。
「歩く」ってなんなんだろう。もりあんのママさんが言った。足は痛くなるけど、体調はすこぶるよくなる人がたくさんいる、と。糖尿や高血圧の薬飲んでたってゆう人も、薬飲まなくても元気に歩けてるって。
私もそれにあやかろう。
さあ、鶴林寺登山口。いざ! こんなんだったなあ。歩きやすいけどキツい。
吹き終わると、そばにいた女性が涙を浮かべて拍手してくれた。「春から孫が遠い所へ行ってしまうんです。それを思って涙が出ました。ありがとうございます。ほんとにいい曲ですね」とゆう。
後ろでわからなかったけど、動画を撮ってる人もいたらしい。
徳永先生、私の演奏に涙してくれる人がいたよ。ハーモニカやっててよかった、と思える瞬間だった。
上から見た橋まできたよ。ここからまたキツい登りだ。
沖縄出身。東京で暮らしてる30歳。東京から東海道を名古屋まで、そこから伊勢本街道、大阪から兵庫、岡山からしまなみ海道で四国へ渡ってお遍路。全て歩いて! なかなかの好青年だった。
アホほど歩くヤツに悪いヤツはいない…?!
「歩き通してる割には、小ぎれいでヨレヨレじゃないやん」ってゆうと、3日に1回は洗濯してます、だって。
旅行支援クーポンが使えるセブンまで連れて行ってくれる。車で20分ほど。そこで、なんでも買ってなんでも勝手に食べるのだ。
ビール、ハイボール、カップデリ、麻婆豆腐…
ストラスブール出身のフランス人、中国駐在が長く中国語もペラペラのおもしろい主婦、自営の慶應ボーイと私達2人。フランス人男性のために、皆英語で。
おもしろい。お遍路を歩く若者?は普通じゃない。いや、若いわけじゃない。私達66、フランス人63歳、中国語もできる女性60歳、慶應ボーイ40歳。話題がインターナショナルで視野が広い。皆海外へ行きまくってる。カミーノの話しになった。ストラスブールからサンチャゴまで歩いたとゆう。恐れ入りました。慶應ボーイはカミーノで会った相馬くんのニオイがする。どうも慶應の同級生のようだ。やっぱり慶應ボーイはすごい。できるやつのニオイがする。人間がおもしろい。
日本の未来もまんざらでもないぞ。こんなやつがいるんだから。
タカユキもそのひとりか。うちの娘の尻に敷かれてるけど…
旅が好きなヤツはおもしろい。
明日の薬王寺までは24キロ。足痛いんだよ。ちょっと24キロは無理かも。
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