宮古のボロいビジホを出る。でも、朝食は思いの外、マルだった。
昨日、三陸鉄道で宮古駅に降りた時、暑い!と感じた。
明らかに、北から歩いてきて、宮古まで南下すると暑い。平井賀辺りでは雨の後とゆうこともあって、最高気温は29℃ほどだった。今日は35℃になるらしい。
スマホとゆうのは高温続きに弱いもので、パパはカメラのシャッターがおりなくなった。スマホがおかしくなるほどの暑さに、大きなリュックを担いで歩く…まったくどうかしてるよな…
そういえば、スマホは低温にも弱い。真冬の釧路川でカヌーに乗った。マイナス10℃。スマホがおかしくなった。まったく、私達って過酷な旅に懲りないもんだ。ダイヤモンドダストがすばらしくキレイだったな。
宮古から浄土ヶ浜まで歩く。5km。暑いけど1時間ちょっとだ。
またもや宮古湾に沿って巨大防潮堤。これで宮古の町を守ろうとゆうのだ。
巨大な堤防の海側には、魚を水揚げする場所、たくさんの漁船…又津浪がきたら、またもや全て流される…堤防のすぐ外側には加工工場。地震がきたら、いちもくさんに車で避難するのか。
漁師の皆さん、地元業者の皆さん、頭が下がる…
堤防の海側にたくさんの船。少しの津浪でも、船は全滅する…
げ?! この階段上るんかい?! と思ったら、クマの目撃情報があったから、しばらく通行禁止?
それは大変。やめときます。
もう階段と山道はイヤだ。
あちこちに津浪到達地点の石碑。
神戸の地震も大変なことになったけど、津浪の脅威…やられる範囲が半端ない。
浄土ヶ浜。ま、観光客が来るとこだ。写真を撮って退散。浄土ヶ浜ビジターセンター。真新しい情報は無かったが、とにかく涼しい所で休ませてもらえる。
そこでガイドをしている男性と話したことが収穫か。トレイルのこと。整備されてない不明瞭な森の中が多すぎますよね、宿泊するとこありませんよねって話で。
それがトレイルのいい所でもある、と。
宮古へ戻ったら駅前の三鉄ショップへ寄ってみてくれ、と。「三陸鉄道は我々の宝だ」とゆう言葉に力を感じた。
三陸鉄道リアス線。長い距離をゆったり乗ってみたい。
バスで宮古へ戻る。行きは暑い中歩いた。帰りはバスでのんびり。
駅前で海鮮丼ランチ。牛乳瓶? けっこうたくさん入ってる。美味い!
12:31の釜石行きに乗って、浪板海岸下車。なんでこんなとこで降りるんだ。吉里吉里駅(きりきりえき)まで3kmほど歩いとこう。暑いのに、もうあるかもなくてもいいんじゃないのか…
車窓の風景。
陸中山田、岩手船越…どこにも巨大な防潮堤。その内側は芝生地帯で住宅は無い。流されたんだ。
小高くなってる場所には家がある。
浪板海岸。こんなとこで降りる客はいない。
暑いけど、青い海を観ながら歩ける。
3km。ゆっくり歩いても1時間かからん。
巨大な防潮堤に囲まれた海水浴場。平和な感じがするけどな。
吉里吉里駅までのんびり1時間。予定通りの列車で釜石へ。
この駅で列車を待ってる時、
「こちらは大槌防災センターです。本日14:40頃大槌の堤防沿いでクマの目撃情報がありました。付近の方々はご注意下さい」
堤防付近? 町に出て来てるのか。14:40?
活動は早朝や夕方じゃないのか。
今年は熊の目撃情報がすごく多いんだと。
もう絶対に森に入るのはやめよう。
釜石駅。街だ。新日鉄じゃなくて、日本製鐵か。さすがの大規模工場だ。
これは、今日泊まるホテル。
3.11。このホテルの2階からの撮影。地震発生から40分後。
このホテルも2階までは流された。
ホテルの玄関。3.11から一週間後。