6時過ぎに目が覚めた。
まっつん、昨日はありがとう。気を付けて島に帰ってね。
6:45ホテルを出る。朝食は6キロ先のマックだ。
日曜の朝7時前の高松市街。静かだ。人も車もいない。
ここでロング休憩。今日は後ろからテツさんが追っかけてくる。
ゆっくりしてたら追いついてくるかも。
ゆっくりしてたら追いついてくるかも。
さあ、いよいよ屋島寺への登りだ。標高差は280m。どんまい。
記録箱があってね。このお父さんは6825回登ってるんだと。
金剛山にもそんなのあったなあ。
毎朝の散歩にしてはキツイ登りだよ。
わあ、こっちも見えた~!
ここから海までいったん下って、今度は向かいのあの山に登るんだ。遠いぜ。
ご親切にありがとうございます。
キツイ下りを終えて、まだまだ海まで下る。
日焼けしたいかにも猛者風の男性とすれちがう。
あとからわかった歩き遍路五回目の先達だった。
あとからわかった歩き遍路五回目の先達だった。
キツイ登りに入る前のスーパーでお寿司やから揚げを買ってランチ休憩。
後からわかったんだけど、なんと、ここでテツさんに抜かされてた~
ほんとはここでうどんを食べたかったんだけど、やめてよかった。
待ち時間1時間! 待ってる男性が声をかけてきた。
待ち時間1時間! 待ってる男性が声をかけてきた。
「歩いて登るんですか」
「はい。屋島寺から下ってきました」
「はい。屋島寺から下ってきました」
「屋島寺へも登ったんですか」
「はい。高松から歩いてきました」
「へえ~それは大変。お気を付けて」「ありがとうございます」
ケーブルカーなんて乗らないよ。
ケーブルカー沿いのキツイ登りを又登る。
「ただ歩く あれこれ要らぬ 遍路とは 歩くことなり 大師の道を」
そうなんだよ。他のことはなんにも無い。ただ先へ歩くだけ。
それだけのことが、なぜかしんどいのに楽しい。
カミーノを歩いてる初老の男性が言った。
「金持ちも貧乏人も、若くても年寄りでも、歩くだけ。ほかに考えることはなにも無い。
ただ、先に進むために歩くだけ。足を前に一歩動かすだけ」
無になって歩くだけなんだ。
「休んで行ってくださいな」といってお茶とお菓子を出してくれた。
それだけでも恐縮してるのに、フルーツまで出てきた。
なんてことだろう・・・お接待って・・・
歩き遍路を24回回られた静岡の85歳の男性が、お遍路さんに差し上げてくださいと送ってこられたとか。陶芸のお地蔵さま。なんてかわいいんだ。
それにしても、24回・・・私たちは6週間かかって、やっと一回結願が叶いそうだ。
「さをり」ってゆう機織りの教室をやってるんです。これ作りました」
とキーホルダーをお渡しした。
とキーホルダーをお渡しした。
「この輪袈裟もつくったんです」
「素敵ですね。そんな手作りの素敵な輪袈裟で歩いてる人いませんよ」
なんなんだ。このほっこりする気持ちは・・・
私ももう一回、回ってやる! 24回と言わないまでも・・・
休ませていただいて、又元気に登ろう。
感無量。ずっと見ていたいよ。
お経を唱えるのも、あと何回だろう。
隣りの夫婦もお経あげてた。でも…車で来てるんだよ。歩こうよ。感動が違うよ。
次は志度寺へ向かって下る。
なんと! 途中でテツさんからLINE。
え?! いつの間にか、テツさんに抜かされてるじゃないか。
後ろから追いついてくるかもしれない、とゆっくり休憩ばっかりしてる間に、抜かされた~
まさしく「ウサギとカメ」だ。
久々にテツさん十3人の夕食。富士屋旅館。ご飯美味い! お寿司屋さんだから。
今日も4万歩を超えた。27キロ。大丈夫だ、今回は足はなんともない。
民宿岡田での話。
私が「一週間ぐらいで足が限界です」とゆうと、
一度は結願して二回目の男性とじいちゃんがゆう。
「一週間ぐらいが一番つらいんや。それを過ぎたら慣れてなんともなくなる」と。
どうゆうこと・・・? 痛いのを我慢して歩き続けると痛くなくなるの・・・?
そうは思えんけど・・・
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