えちまにはかた

2020/06/07

和歌山 三重 奈良を走りまわる

湯の峰温泉の朝。
泊まり客はまだまだ少ない。朝は静かだ。




いいお天気だ。昨日は一日中どんより曇ってたけど、今日は気持ちよく走れそうだ。


丸山千枚田へ走る。
水をはって稲の植わった棚田はどんなんだろう。
気持ちいい道を走ること40分ぐらいかな。

又来たよ。何年前だろう。
千枚田の虫送りイベントのボランティアでやってきたことある。
「虫送り様のお通りだ~」雨だったよ。








次は大丹倉へ。
エラい山道やなあ。狭くてガードレールもないグネグネの道。
車2台が出くわしたら、すれ違えないよ。山の奥へ奥へ。
こんなに走って、つまらないとこだったら、どうなん?
あ、見えた! え、あそこまで?!

あの上までバイクで行けるとゆう。




大丹倉到着。5分ほど山道を登って、大岩に登る。これは怖いよ!
断崖絶壁だ。

こわっ! 立ってられないよ。



退散退散。こわいこわい。



すぐに退散。下ると「表丹倉」徒歩30~40分。絶景の写真が。
30分か。山道だろなあ。どうする?!  登る!





しんどい28分だったけど。どうだ!
はるか下に集落が見えた!  気持ちいい。登った甲斐があった。

さっきあの集落の中を走ってここへ来たんだ。


どこでおなかがすいてもいいように、昨日途中で柿の葉寿司をちょっと買ってきた。
この景色を見ながら食べる。
塩とお酢で、冷蔵しないで翌日に生の魚が食べれるってすごいことだ。
「鯖街道」で運ぶはずだ。




この景色が見えるとゆうだけで、ここまで登山道をつけてくれたんだね。感謝。



下りは22分。
次は新宮へ。海へ出よう。   海、見えた!  太平洋だ!




国道に飛び出す。海だ! 久しぶりの海だ。大好きな42号線だ。
海が青く見えるとゆうだけでうれしい。

コロナなんかに負けてたまるか。なぜか急に思った。

コンビニに入る。アイスコーヒーとチキンとサンドイッチ。

日本のコンビニはホントにすばらしい。
トイレがあって休憩できて、なんでも食べて飲める。
なんでヨーロッパには、これが無いんだ。


神倉神社。世界遺産らしい。
なんじゃこらあ!
え~っ!!
落ちたら死ぬで。





前の女の子たち、手をついて四つん這いで登り始めた。
これはポールないとこわいわ。
前かがみ前かがみ。


こんな急な階段ってある?!


ま、御利益のせいか、踏み外さんように集中したせいか、しんどくなかった。

あら、これはすごいね。新宮の街を一望するこんな山の中にこの大岩と神社か。







無事下山。
下にいた地元のお父さん。
2/6の祭りでは。真っ暗な中、この階段を松明をもって駆け降りると。
死人こそ出てないが、転げ落ちて毎年大けがをする人がいると。

恐ろしい・・・




さあ、そろそろ山の中に入るか。
3時半。ここから4時間ほど走ると帰れるけど、しんどいから十津川温泉に泊まる。

十津川温泉、平谷の「山水」
初めてだけど、なかなかいい宿だよ。
あづまや荘は8800。山水は11800。3000円差かあ。世の中カネだ…

日曜だけど、そこそこお客がいたよ。この宿はやっていけそうだ。

熊野古道麦酒。




鮎の塩焼と天ぷらを運んでくれた若者に where  are  you  from?
「ネパールです」
「やっぱりな。そうだと思った。ネパール大好き」
「行ったことありますか」
「うん。ポカラに2回行ったよ」
「え!ぼくポカラから来ました」
あらま、でポカラの話に。ゴレパニからプーンヒル行ったよ。
フェワ湖見た見た。

日本語は上手だ。
来月、奈良にオープンする旅館で働くと。
十津川温泉も6月から本格オープンで1週間前からこの宿で働いてると。

真面目に仕事と日本語を覚える賢い若者には、ちゃんと仕事が回ってくるとゆうことだ。

頑張れ。応援したくなる。



夜の露天風呂。寝湯があって、なんとお湯に浸かりながら満天の星を眺められるのだ。
わあ、星いっぱい! まわりが暗いからよく見える。メガネ買い替えてよかったあ。

大満足の十津川温泉。平谷の「山水」
オススメだよ。貸切家族風呂もあるよ。11800円は高くない。

走って歩いて、大満足のバイク熊野旅二日目。



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