以前ブログをみてメールを下さったイタリア在住日本人のSさん。
スペインへもよく出かけられるようで、ヨーロッパのコロナ事情など知らせて下さった方。
ヨーロッパへようこそ、と歓迎 you tubeを送って下さった。
https://youtu.be/plYJquEZVyk
なんかいい…モチベーションアップこの上なし。涙出そう…
ありがとうございます。がんばります!
さあ、昨日はゆったりしたので、今日はがんばらないと。
ホステル1階のカフェは7:15開店。朝食を食べて出発。
ワセリンぬった!テーピングOK。
宿を出る時、デイパックだけの軽装の夫婦。トレッキングポールは持ってる。あ、大きなリュック。なにやら札が付いてる。これ、次の宿泊施設へ送るんだ。そうゆうやり方があることは知ってるけど…
いや、担いで歩くと決めたんだ。
さすがに、昨日まで一緒だった顔ぶれとは違う。連泊したからな…
はるか遠くに見える山の上の風車目指して。
峠を越えて下るまでの飲み物…重い…
私7kg、パパ9kgってとこかな。重いよ…しんといよ…
軽装の人には、すぐに抜かされる。
四国遍路と同じで、「区切り打ち」の人もいるんだな。1週間だけとか。
速い人には抜かされるけど、休憩してると又追いつく。
横に並ぶと、ニッコリしてお互いに Buen Camino!とあいさつ。
オラ! とブエンカミーノ! で全て片付く。
とうとう来たぞ。BSでもyou tube でも見たペルドン峠だ。
巡礼者のモニュメントに勇気づけられて、この先も歩くのだ。
下りの方が足にはキツい。
この下り、ツラい。
小石がジャリジャリで歩きにくいし、足が前に詰まって指先が痛い。
何百キロも歩くと、靴がダメになるんだね。
テツさん、ワークマンの靴あかんよ。
ウテルガの街でカフェに入る。カフェではスタンプを押す。1日2個まで。
トルティージャ、卵とポテトだけじゃ美味しくないけど、チーズやベーコン入りなら美味い。
私はビールはやめといた。まだあと2時間以上歩かないと。
この辺りがツラかった。
アップダウンはそんなになくなったけど、暑い!とにかく暑い!
35℃。今まで1時半頃までには宿に着いてたけど、この時点ですでに2時。陰に入りたい。
プエンテ・ラ・レイナまでの最後の街、マルツァバル。
あと1時間か。
暑くてしんどくて足も痛くなって、フラフラだったけど、向こうの空がちょっと暗くなってきた。ありかたい。強い日差しが無くなった。雨も歓迎だ。
目指すプエンテ・ラ・レイナか見えてきた。
あのままのカンカン照りが続いてたら、倒れてたかも。
これも神様の思し召しだ。
街に入ったからといって、宿がすぐあるわけじゃない。
これ、私が描いたよ。指で簡単にタネが外れる。
ヒマワリはもう終わりだね。
今日のオスタルはどこかな。
やっとたどり着いた。オスタル、ラ・プラザ。
もうフラフラだ。足は痛いしノドはカラカラ。
なのに、入口はカギがかかっていて誰も出てこない。
また、これか?!
困ってると、買物帰りの近所の奥さま。スペイン語でよくわからないんだけど、裏の通りに同じ名前のバルがあるから、そこへ行ってみなさい。ってゆうことのようだ。
グラシャスとお礼を言ってバルへ。なるほどチェックインできた。
そんなこんなで、いつもなんとかなるけど、あの女性が通りかかってくれなかったら、どうなってたんだろ…
8時間歩いた。疲れた、とゆう言葉以外無い。
25キロ。しかも峠越えの登り下り。しんどかった…
なのに、三階の部屋。階段…もう無理…
新品の靴がこれだ…
とりあえずシャワーだ。と思ったら、今度はお湯が出ない。
又服を着て階段を下りて裏のバルまで歩いて…
とにかく、なんか飲もう。
これだよ! 普通のビールも美味しいんだけど、お昼のカフェで前の人が注文してた。レモネードをグラスの半分弱ほど入れて、そこに生ビールを注ぐ。
辞書で調べた!
リモナーダ・デ・セルベッサ! これ美味い!!
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そのタパスが又どれも美味いんだ。
タパスでおなかいっぱいになっちゃった。