muskiz の宿。朝食付。今までいろんな国を旅して、いろんな宿に泊まって…
こんなシャレた場所で、こんな豪華な朝食は初めてだ。100€。
生ハム、アボカド、モッツァレラ、トマトペースト、スモデナランハ…朝からおなかいっぱいだ。
さて今日もがんばる。
今日は距離も短いめ、180mほどの山をひとつ越えるだけ。そんなにしんどくないはず。
毎日7〜8時間歩く。
その間、平坦又はゆるい下りで気持ちがhighになって、なんてさわやかなんだろう。この景色、これを見ながら歩くためにここにいるんだなあ、なんて思う。
またまた落ちこむ時は、暑い、坂道キツい、リュック重い、のど乾いた、しんどい、なんでこんなに頑張らないといけないんだろう…
これを繰り返して、はや2週間。200km以上進んだ。
お昼過ぎになると、気温も上がって登り坂はキツい。でも、時おり涼しい風が吹いて、汗をかいたカラダに染みわたる。
日本を出て2週間。今日もいいお天気になりそうだ。こちらへ来てから、1日も雨が降ってない。お昼は24℃ほど。それでも歩くと暑い。陰をさがして歩く。登り坂はたまらなく暑い。
これ、夏は絶対に無理だ。9月はもっと涼しかったな。
この道はよかったなあ。海を見ながら平らで…
こう書いてあったら、右に進むのが道理でしょうよ。
onton からは登り坂だ。登りはしんどいに決まってる…
しんどい坂を登り切って下りにかかった所にカフェ。ありがたい。ジュースに氷を入れてくれた。うれしい…
カフェのお兄さん。ニーハオとゆう。
NO NO. japan!
oh、japon ! arigato !
lm one piece big fan !
l like japanese manga .
こんなスペインのくそ田舎のカフェのお兄ちゃんが、日本のアニメはすごい、と。
そうか、日本はいろんな点で昔に比べて今は遅れてるけど、シャワートイレとアニメは、世界でもピカイチなんだ。
帰りのエアチケットもとらず、なんの予定もなく、宿の予約もなく、毎日歩いてる、と。
なんかうれしかった。74歳になって、こんな旅をする日本人がいる。
モンベルのすごく軽いポールを持ってた。機内持ち込みできた、と。
朗報だ。
イギリス人?スペイン在住。
後ろから、「コンニチワ」と声をかけてきた。「アリガトウ、スミマセン、ダメダメ…」ぐらいの日本語は知ってる、と。
4回目のカミーノだと。
中山道を歩いた。富士山に登った、とも。
日本に来たことある人、けっこういる。
このトンネル、涼しかった~
チャリと歩行者のみ。
どこもブーゲンビリアが満開だ。
初めてMacを見つけた。画面で英語を選んでセルフオーダー。21€。3000円以上だ。
アメリカのMacではバーガーがひとつ2000円だとか。日本はなんでも安いわ。
でも、バーガーデカい。パティもデカい。あ、紙コップで生ビール。
castro urdiales 到着。今日はそんなにしんどい道じゃなかったな。
宿めっけ。すぐに入れますように。ドア開きますように。
開いた~レセプション、おばちゃんいた〜
ちょっと英語通じる〜
部屋は西向きで陽当たりよし。洗濯できるぞ。今回は洗濯ロープ持ってきてないけど、ポールでなんとか。洗濯バサミは持参。
パパ洗う人、私干す人。
手絞りで、3時に干して充分乾く。
カストロ ウルディアレス。カストロってcastle なんだ。あの城、なんだろ…
あ、開聞岳だあ。今日は、あの開聞岳みたいな山の向こうから歩いてきたんだ!
すごいよね…たったの18kmだ。
ここから見ると、何十キロもありそうに見えるけどな。
もう夜の9時。まだまだにぎやかだ。
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