えちまにはかた

2024/05/16

カミーノnorte の旅 16日目 villamartin grande まで厳しい山道19km

 さあ、今日は海から、海抜ゼロから400mほどの山登りになる。おそらく、途中にカフェは無い。6時間はかかるだろう。

そう思って、昨日スーパーで買物しておいた。パン、生ハム、チーズ、トマト、どれも安い。

マヨネーズ、カラシ、バター、オリーブオイル…食事した時に、余ったらもらって持ち歩いてる。

ほら、豪華なボカディージョできた。


さっきまでパラパラ雨だったのに、晴れてきたぞ。ついてる。

さ、街まではエレベーターで標高を稼ぐ。と思ったのに、エレベーター閉まってるやーん! なんで?! 9時から?

とほほ…歩いて登れ…

青空だ。うれしい。



振りかえれば、rivadeo の入り江。


おしゃれは海のリゾートだね。
さよなら、リバデオ。



ガリシアに入って、モホンが頻繁に立ってる。サンチャゴまでの残りの距離も表示。それはうれしいんだけど…

あまりに頻繁にあり過ぎて…
こんなしんどい坂上がってきたのに500mしか進んでないの?って感じ…

しかも、なんで少数第三位まで?
352mとか…そんな細かいとこ、要らんやん!なんて…わがままな気持ちになる。


どこまで登るんだか…


あ〜後ろからの2人組。1週間前peon のアルベルゲで一緒だったベルギーとイタリアの青年だ。

私達はバスで40kmをぶっ飛ばしたのに、追いついて来た。

ベルギー青年が言う。
「いよいよ、海とお別れ。今日はどこまで行くん?」
「villamartin gtande」
「それ、どこかな。何km?」
「18km」
「ぼくらは28km先まで行くよ。」
「あんたら若いやん。いくつなん?」
「32歳」「僕は23」
「23?! 孫みたいなもんやわ。あんたら2人とも、私らの息子よりずっと若いやんか。私らみたいな年寄りにかまってんと、先行きなさい」

で、前を歩いて行った。もう会うこともないだろね。私達より、何日早くサンチャゴに着くことか。

何百kmも、しんどい歩き旅を続けようって、悪いヤツなはずがない。いい子たちなんだよ…



家がほんの何軒かしかないような、かわいい村をいくつも過ぎる。
店などは全く無い。



後ろからやってきたイタリア人。写真を撮らせてほしいと。菅笠ファンだね。



見えた! あの村だよ。今日のアルベルゲがあるのは。




え〜! まだ1.8kmもあるの〜?!


これを下って上ったら、宿があるはず。



着いた〜 疲れた…今日のアップダウンはしんどいよ…20kmで充分だよ。




なんにもない山の中のアルベルゲ。食事付。ありがたい。どこで何食べよ、って考えなくていい。

唯一残念なのは、部屋でWi-Fiが繋がらない。キッチンへ行かないと。
それにしても、寒い。部屋の温度17℃。ヒーターあるんだけどね。


グループディナー。このスープが超美味かった。アメリカ人、フランス人。



部屋の窓からの景色。夜9時。



今日一日、雨模様の予報だったのに、雨に降られずに宿にたどり着けたことに感謝しよう。

今日はしんどかったな。明日は距離を短くして休養日にしよう。

だって、このままじゃ、日程が余ってしまうよ。




ブログランキングに参加しています。 

ポチッとクリックしていただけたらうれしいな♪

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ