紀州時みなべ館の朝。
窓から北西の山。え? 雪だよ!真っ白だ。南紀の山に雪! 初めて見た…
田辺南部といえば、パンダと梅干し…
朝食を済ませて、8時過ぎに宿から歩き出す。電車にもバスにもに乗らず、宿から歩けるってうれしい。
わぁっ! むっちゃ雪降ってきた〜
道分石とゆう。
ビニールハウスはスターチス。
芳養王子。
芳養一里塚。
帰りの特急まで時間が充分あるので、天神崎経由で。3km余計に歩くことになる。
目良漁港。
天神崎。また来たよ。でも、ウユニ塩湖にはほど遠い…
出立王子。でだちと読む。
ちょっと疲れたな…田辺駅はもうすぐだ。
潮垢離浜の記念碑。しおごり。
この辺りは出立浜と呼ばれ、熊野参詣の巡礼者が潮垢離した浜なんだと。
潮垢離とは、浜で海水を浴びてけがれをはらう儀式のことをゆう。
街道はここで紀伊路から中辺路へ、体を清めて、海を離れて山中へと入っていくのだ。
旧会津橋を渡る。また雪降ってきた。
道分石とゆう。
蟻通神社。駅はもうそこだ。
法螺貝に糸を通すために、アリに糸をくくりつけて、蜂蜜でおびき寄せ、糸を通したそうな。
外国の使者はその知恵に感服して逃げ帰ったとか。
安政の大地震でも、この木は残ったんだと。
街道を歩いてると、「安政の大地震」ってよく出てくる。
無事、田辺駅到着。25000歩。
最初の計画は、田辺に着いて、そこから中辺路を稲葉根王子まで12km歩いて、バスで田辺に戻って、夜に帰宅、だったんだけど、中辺路の梅も咲いてないに決まってる…で、あきらめて帰ろ、とゆうことに。
美味しそうなパン屋を見つけて買う。
駅の待合でランチ。コンビニもある。
ん?このパン美味い。田辺の駅前にこんなパン屋… うちの近所にあってほしい…
「くろしお号」だあ! なんて快適な2時間。車窓から、ここ歩いた〜、あの橋渡った〜 うとうと、こっくりこっくり…
2時間で天王寺。
天王寺から田辺まで歩くには、堺、岸和田、山中渓、海南、湯浅、御坊、切目、南部、田辺。
一日5〜7時間、8日間歩き続けないといけない。
文明ってすばらしい…
無事帰宅。予定より早く夕方4時頃帰ってきた。
満開の梅は観れなかったけど、楽しい3日間だった。
悔しいから、また行こかな…
夜、NHK「ええトコ」で和泉の「さをりの森」が出た。社長もヒロシくんも元気そう。いや、会長とヒロシ社長。
さをりの「体験織り」いかがですか。
たまには?家にいます。
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