えちまにはかた

2024/05/22

カミーノnorte の旅 22日目 laguna まで15km

 ここんとこ、ちょっと距離的に楽してるみたいだけど、そうでもないんだよ。

だって、他の巡礼者も皆、同じペースだもん。あのしんどいアップダウンを、25km歩くか、12と13にするか…とゆうと、ほぼ全員が2回に分けてるもん。


ところで、FB に載ってた。french way で滑落で亡くなった人がいる。フランス人男性45歳。ピレネー越えを無事に済ませて、スビリ手前らしい。あの辺り、そんな危ないとこあったかなあ、と思い出す。

今年は雨が多くて、道のぬかるみを避けるために端に寄り過ぎたのか…

気をつけて歩こう…



朝食を済ませてカフェを出る。え?!ポツポツ…おいおい…

菅笠にレインカバー、リュックカバーも付けて歩き出す。

やっぱりこうなるのか…

しばらく道路歩きが辛かった。横をビュンビュン車が飛ばして行く。

さよなら、baamonde 。


道路に並行に線路。 あ、来た。2両だね。乗客は少ないな。バス社会なんかな。路線バスもあんまり見ないけどな。


横道にそれて、線路を渡る。ホッとするよ。

こんなぐらいの雨、どってことない!


しばらく歩くと、雨はやんだ。全て神さまの思し召し。

試練を与えて下さるのだ。


私も人間ができてきたな。




ん? モホンが2つ?
右に行けば86km。左は95km。どっちだ。いや、左だ。右は次の街まで30km。一気に歩く人は右を選ぶ。左は40km。途中で泊まるなら左だ。

30kmなんて無理だ。


スペインの作業車はデカい。横で自由にウロウロしてる犬もデカい。
 

コケがいっぱい。ってことは、やっぱりガリシアは雨が多いってことか。





もう降らないとみた。ポンチョを脱いで、スッキリ歩こう。晴れてこなくていいさ。降ってないだけでいいさ。

いい感じではあるが、キレイなミドリの道が延々と歩く。

といっても、今日は15km。そんなにしんどい訳もなく。



完璧な休憩場所だ。
1日中雨に降られた日。あの日にここが欲しかった。屋根がある。
今は降ってない。
とにかく、リュックをおろして寝転がって足をあげたい。


へえ。ホタテ貝かあ。うちの庭にもころがってる。色塗ればかわいいかも。




15km。もう着いた。
今日はアルベルゲ。なんだけど、6人部屋4つ。24ベッド。誰もいない。貸切だ。ラッキー。

なかなかいいよ。キッチンもある。お昼はラーメン食べとこ。

bar もあるけど、キッチン付きの宿でないと、お湯がないからなあ。食べれる時にラーメン食べとこう。




寒いよ。ヒーターがあって、洗濯物が乾いてうれしい。この寒さじゃ、手しぼりで室内に干しても乾かない。


夕食をbar で食べれる6時まで、シュラフにくるまって、ぬくぬくうとうと…


アルベルゲのお母さんの手料理。

スープとパエージャ。美味っ!



牛肉煮込とラムステーキ。どちらもマル。

あとは寝るだけだ。




キヨちゃんがサンチャゴに無事到着したようだ。証明書ももらえた。ルーフツアーにも参加できた、と。


よかった…おめでと。がんばったね。


普段から通勤に5000歩ほどしか歩かない。登山もしない。退職してこのタイミングか、と。


一体何者なんだろう。

スペインには何度か来てるようだし、スペイン語もできる。

修復完成したカラバジョを観にプラドへ行く?

カラバジョ…? 何それ?修復?


いろいろアドバイスありがとうございます、とかゆうけど、スペインにめっちゃ詳しいじゃないか。


何者か不明のキヨちゃん。旅中のメールのやりとり楽しかった。マドリッドでご褒美になに買うのかな。

私は、カミーノ以外のスペインに詳しくないけど、カミーノ友達ができてうれしいよ。

ほんとにお疲れさまでした。





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