昨夜、久しぶりのアルベルゲのドミトリーの夜。あちこちからイビキが聞こえる。ふとんは無い。持参のダウンの寝袋はあったかい。寒くはないな。
パネルヒーターがあったけど、誰かがコンセントを抜いてスマホ充電してる。コンセントの争奪戦だ。
昨夜9時半には消灯。3時半に目が覚めた。6時間寝れたら上等だ。
トイレ…遠い、真っ暗…スマホの灯り頼りで…便座…飛び上がるほど冷たい…
どこかのベッドで女性の小声。オラ、オラ！シー、シー！ 近くのベッドの男性のイビキを止めようとゆうのだ。わかるよ…
ま、一時的には止まっても…無理だろね…
朝食付。4時頃トイレに行った時、もうお皿にパンとバター、ジャムが並べてあった。勝手に食べて出ていくんだな。
昨日ママさんがくれた生ハムをパンにどっさりはさむ。美味い。
8時出発。
どんより曇ってる。今日も雨に降られそうだけど、どんまいだ。
あのピンクのアルベルゲ。さよなら、ママさん、生ハム美味しかったよ、ありがとう。
海だ。お天気がわるいのが残念。
うわぁ、トウモロコシ干してる。あれ、食べるんかなあ。カピカピになってそう…牛のエサかなあ…
この街は壁画が多いらしい。うーん、でも、ドイツのオーバーアマガウにはかなわないな。
アルベルゲの庭だ。世界中の地名が…探したけど、日本のは無かったなあ…
どうよ、これ！
下はレストラン。2階は宿だよ。
キンメダイかーい？！
アゴ、手すりに乗せてるやーん！
ベランダ狭くなるやーん！
この遊び心…恐れ入りました。
今日はこんなビチクソ道が多くて、シューズどろんこ…
泥んこと牛のうんちの区別ができん…
晴れてたら、なんてことない、歩きやすい道なんだと思う…
小川があった。
汚れたシューズを洗おうと近寄ると、
あらら、オタマジャクシがいっぱいいた。
とうとう今日の目的地colunga に到着。
18 km。そこそこの登り下り。5時間半。
足ができてきたのかな。重いリュックに慣れてきたのかな。背中、肩…痛くなくなってきたぞ。
今日の宿めっけ〜！
今日の事件。
宿に着いて、パジャマに着替えようとしたら、パジャマパンツが無い！
そこらじゅう探しても無い！
なんてこった！ 昨日のアルベルゲに忘れてきたか…
着る物は最低限しかないのに…
あきらめよう…仕方ない…
と思ったら、もしや…
寝袋と一緒にくるくる巻きにしてた…！
よかった…
こんな旅で失くし物…買えばいいってもんじゃない…
やれやれ…
もうひとつの事件。
ハーモニカのおけいこしてるんだけど、高いファの♯の音が急に出なくなった！
分解掃除の道具持ってきてない！
シュンちゃーん、助けて〜！
ライブハウスの発表会のおけいこ。「カノン」はシ♭だから、なんとか吹ける…
宿の部屋でやること。
宿は翌日とその次ぐらいまでは決める。20km先にとればいいってもんじゃない。標高差を調べないと。登山ほどキツい時は15kmでもしんどい。
平坦なら25kmは歩けるんだ。
ところが、ちょうどいい所に宿がないこともしばしば。4km手前でいいか、いや4km先までがんばるか…8kmの差は大きい…
2人で、スマホ片手にああでもない、こうでもない…
ま、これも楽しみのうちか…
毎日雨が降る。降ったりやんだり…ポンチョを着るほどでもない。ゴアのジャケットを着たり脱いだり。寒くなると、降ってなくても着たり…
明日からはいいお天気になりそうだ。
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