ポンフェラーダの朝。だんだん明るくなるのが遅くなってきてる。7時過ぎに宿を出る。
え？雨？！雨だよ！そこそこ降ってる。軒のある所でポンチョを着て、菅笠にもレインカバーをつける。フランスから歩きはじめて26日目。初めて雨だ。
わあ〜けっこう降ってきたぞ。どんまい！めげずに歩くのみ。
みんなポンチョ着てる。私みたいに背中がボコっと飛び出てるのは、大きなリュック担いでる人。
背中がスッキリしてる人は荷物配送サービスで身軽な人。
特に景色のいいとこでもなかったけど…
途中のカフェで朝ごはん。雨だからみんな休んでる。ポンチョを脱いで店に入るのは大変だ。
コルタードとトーストで2.5€。休んだけど、まだ雨は降ってる。
カフェに座ってる巡礼者が菅笠を見てる。雨のしずくをはらってカバーつけるとフランス語だったけど「あれ見て見て。雨の時はカバーあるんや。めっちゃ便利やん」って言ってたとみた。
菅笠、かぶって歩いたらおもしろいかな、と思って持ってきたけど、こんなに便利だとは思わなかった。晴れて暑い時は日よけになる。雨の時はカバーをつけれは小さい傘だ。fantastic！と言われるのも納得。
あと200キロだあ！
青空が出てきたぞ。17℃。ミドリ十字は薬局。ヨーロッパはみんなそうだけど、病院へ行くのは高くつくんだな。保険はどうなんだろ。だから、皆、病院へは行かずに薬局の薬で治したいんだな。どんな田舎にも薬局はある。farmacia って英語と似とるがな。
どのくらい歩いたんだろ。小降りになって、とうとうやんだ。
うれしい。カミーノも田舎道でいい感じだ。雨がやんだだけで幸せな気持ちになる。
若い4人が作ったんだね。ホタテ貝には4人の名前。無事にサンティアゴにたどり着けますように。
やったぞ！ とうとう200キロを切ったぞ！
2度目の休憩。今日は24キロ。長いから到着は2時を過ぎる。なんか食べとこう。ふたりで1個で充分。瓶入りパイナップル100%ジュース。美味い。
これ、人力ブドウしぼり器。昔はこんなので絞ってたんだな。
こんなんまだあるん？ 35年ほど前に乗ってたよ。
4ドアだったけど。カンガルーバー付けてたよ。日本の道ではカンガルーは飛び出して来んのに…
タスマニアでは、ホントにワラビーが飛び出して来たよ！
東では乾いた小麦畑で褐色の大地だったけど、だんだん西に来ると緑の大地に変わってきたよ。
時々あるマッサージノ看板。
昔の巡礼者は、盗賊やオオカミの恐怖、病気やケガとの戦い、サンティアゴまでたどり着くのは至難の業だったんだ。
現代の巡礼者は重い荷物は配送サービス、疲れたカラダにはマッサージ…
それはそれで、いいんだよね…
マッサージ、日本より高いよ。日本では、だいたい1分100円。30分3000円かな。もっと安いのもある。こちらは、1分1€。30分30€4200円。
いや、マッサージオイルは持ってきてる。お互いにマッサージしあいっこ。無料！
「サンティアゴ巡礼の宿」って日本語で書いてたので、つい近寄ってみた。日本人がやってそうな感じは無いな。
お市、こっちにもキルト教室あるよ。
今日も個室のオスタル。受付の男性、英語ができて親切。
英語ができるだけで充分。
食事の時間が難しい。
13:30〜16:00に食べないと、次は19:30〜しか食べれない。
食事も無事に済ませ、部屋でくつろぐ。
ブログの写真選びはいつも大変。
残りの日程の宿を確認。だんだんサンティアゴに近づいてサリアを過ぎると、宿がとれにくい。
今までは翌日かその次ぐらいまでしか予約してなかったけど。
二段ベッドのドミトリーなら飛びこみでも泊まれるけど、あれはくつろがないよ。
トイレ、シャワー共同でも許せる。なんとか個室をおさえたい。
雨に降られたけど、ポンチョを着たり脱いだりするだけで、暑くないし寒くないし、全然どってことないよ。
スペイン語で訳のわからんテレビのニュース見てるけど、天気予報やってくれ。明日も雨降るの…？
ガリシア州は雨が多いんだって聞いてたけど、ほんとにガリシアに入るやいなや降ってきたなあ。
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