今日も7時前に宿を出る。村の1番奥の宿だったから、すぐにに村を出て真っ暗になる。ヘッドライトの灯りを頼りに歩き始める。昨日が満月か。今日もまだまんまるに見える。月明かりってすごいな。ヘッドライトが要らないぐらいだ。
ヘッドライトをつけた巡礼者と挨拶。彼が言った。today is a big day !
イラゴ峠を越えるからしんどい、とゆう意味か。それとも「鉄ノ十字架」にたどり着くから特別、とゆう意味か。
今日も前方には月、振り返れば朝焼けだ。
どんなしんどい登り坂かと思えば、たいしたことない。
あ、そうだ。今日は初めて荷物を送った。パパのリュックに思いっきり詰め込んで配送してもらう。5€で次の宿に届けてくれる。私はデイパック。身軽だ。それで楽なのか、たいした登り坂じゃないから楽なのか…
ひとつ目の村、フォンセバドン。朝食にありつけるか。
ドス、カフェコンレチェ、ウノ、トルティージャ、ウノ、クロワッサン、ウノ、スモデナランハ。みんなスペイン語やん!私ってすごい…?!
トルティージャにつけてくれた赤いソースが美味い。トマトにバジル。タマネギも入ってるな。トルティージャ、これでバージョンアップ。
11.40€といわれて、20€紙幣と50セントコインを出した。海外ではこうゆう払い方しないんだね。
おじさんはレジでむっちゃ悩んでおつりをくれたら、まちがって多くくれてた。
フォンセバドンから歩くこと30分ぐらいなかな。
これか!これが「鉄の十字架」か…
820キロの巡礼路の中で最高標高1550mのイラゴ峠に立つ Cruz de ferro.
巡礼者が祈りをこめて石を積上げ、こんなに山になったのだ。
どれだけ多くの人がこの丘に願いを捧げたのだろう。
悲しいかな…フランス語わからん…
Stop といえば…戦争?温暖化?
岩崎倫太郎くん、ありがとう。
私も絶対にサンティアゴまで歩き通すよ。
3日前にここへ来たんだね。会いたかったな。
私が願うこと…
一番にはウクライナに平穏が訪れますように。二番には、命を脅かす災害が起こる温暖化が止まりますように。
あとは、息子や娘、孫たち、弟や甥っ子姪っ子。皆幸せに暮らせますように。
最後には私達夫婦がいつまでも仲良く元気に歩けますように。
欲張り過ぎかな…
ちょっと胸があつくなる「鉄の十字架」だったな。
なんじゃ、これ? これもアルベルゲ。
そういえば、四国遍路でもこんなややこしい感じの遍路宿あったよ。
ローマまで2775キロ?へえ。日本からはどのぐらいあるんだろな…
字も上手、文章もいい、センスもある。
この石の板。ここで書いたと思えない。かなり重い。これを担いでここまで歩いてきたのか…
今日も「自分を信じて歩き続けるのだ」
矢印、作ってくれたんだね。
あ〜っ! ポンフェラーダ見えた~!
今日はたどり着けないけど、明日にはあの街にいるのだ。
遠いな…
その手前、今日の目的地エル・アセボが見えた。
着いたぞ~。小さい村だね。
アルベルゲは一番奥。ってゆうか村のはずれにある。
ここ何日か毎日会うブラジル人グループ。
あと10キロ歩くと言って、この街では休憩だけして歩いて行った。あと10キロ?無理!
このアルベルゲ、すごいとこに建ってる。見晴らし抜群! 建物も最新式って感じ。設備もキレイ。
しかし!!洗濯機が壊れてるとゆう!
なんでやねん!!
又今日も洗濯できず…汗を乾かして、明日又着る…
スペインの生ビール、美味し過ぎる。
芝生広場、プール…いいとこなのに、なんで洗濯機だけ壊れてるんだ。直せよ!悲しい…
ベンチに寝転ぶと空はこんな色だ。
洗濯したい…
二段ベッドのドミトリーひとり12€。peregrino menu 14€。ひとり26€で一泊夕食付き。3500円ほどだよ。安いよ。
今日は期待できる。8人部屋に若い男女2人と私達だけ。
新しいしキレイなんだよ。なんで洗濯できないんだ…
夕食は14€のperegrino menu を予約。
え?これ、巡礼者メニュー? 美味しい! ガスパチョも魚も鶏肉も。ワインも水もついてる。
国際色豊かな巡礼者の集まり。
イタリア、カナダ、オランダ、デンマーク、南アフリカ、日本…
みんな、おしゃべり好きだよね。私は…英語のおしゃべりは…あんまり好きじゃないよ…
夜8時。まだまだ明るい。
9時前になって、ようやく夕陽が沈むよ。朝のお月さま見て、毎日のようにご来光見て、こんな所で沈む夕陽を見て…こんな幸せなことって、あるかな…
昨日と今日で、ちょっと右足首が痛くなってきた。今まで500キロ以上歩いてきて、痛くならなかったのが不思議だよ。
明日も歩くよ。
ブログランキングに参加しています。
ポチッとクリックしていただけたらうれしいな♪