えちまにはかた

2023/06/04

「カミーノ北の道を歩く」12日目 zamudio〜bilbao〜barakald

6時起床。今日は山越えがある上に、20kmだ。早く出発だ。

7時。さわやかだ。長袖と半袖でちょっと寒いけど、歩けばあったまる。



登りだ。半袖シャツを脱ぐ。
予定通りのキツさだ。400m近くまで登る。

下りにかかるとビルバオの郊外が見える。

わあ、街だなあ。パンプローナより間違いなく大きい。





こうゆう街は脱出するのに時間がかかる。

ひとつ矢印を見落とせば、どんどん間違った道を進んでしまうことになる。

必死でキョロキョロ探す。


カフェで休憩。街のカフェのピンチョは美味い。










グッゲンハイム美術館。ここは外からだけでも観ておかないと。カミーノをちょっとそれる。

わあ、人がいっぱい。今日は土曜日だ。

なんじゃ、これ? you tube で見たやつだ。スパイダー? アリ?

うわぁ、ドライアイスかあ。

すごい…日本はこうゆうのにおカネかけないからなあ。やっぱり遅れてる…

入場料18€。2700円。高い…今日はここで時間をとる余裕が無い。




ビルバオの街を通過するだけで2時間以上かかった。

ビルバオ郊外に出た、と思ったら登りだ。

さよなら、ビルバオ。200m近く登る。

ビルバオから、今日の宿泊地barakald までは、山をふたつ越さないといけない。

それがキツかった…

登ったら、又下る…

疲れた…足しんどい、肩痛い…

こんな道沿いで…のたれ死んでるみたい…


最後の登りだ…くそう…

石畳? なんだよこんなん! 熊野古道でイヤほど歩いたわ。

登りきった所で、なにやらイベントが。

皆集まってきて、飲物を持っていけ、肉を食っていけ、と口々に。コーラと水をもらって、歩き出す。皆に「buen  camino !!」と送り出される。

スペイン人は陽気だ。グラシャース!

さあ、最後の下りだ。

これを下り切ったら、今日の宿だ。



まずは、menu のあるレストランを探して、何時までに来れば食べさせてくれるの?と聞く。4時にclose だと。

今3時。先に宿にリュックをおいてから出直そう。


ところがまたまた、ペンションのドアがなかなか開かない…またか…電話しながら…

やっと1枚目のドアが開いた。

次は2枚目。よし、次は無人のレセプションのドアを開ける暗証番号入力。開いた!

次はキーボックスにまたまた暗証番号。

ボタン?どのボタンやねーん?!

これか?! 開いた~鍵入ってる〜

かくして、誰にも会わずに部屋に入れた…疲れる…

でも、めっちゃキレイな部屋だ。レセプションには、冷蔵庫、電子レンジ、ポットにコーヒー紅茶。

なかなか行き届いてる。67€は高くない。


さ、ご飯食べに行こ。

なかなか親切で、スペイン語のわからない私達のために、スマホで料理の写真を見せてくれた。グラシャース。

でも、だいたいはわかるようになってきたよ。

前菜のスープは洗面器ほどでかいポットに。これだけでおなかふくれる。美味い!それにサラダ。

メインはステーキと、イカスミのシチュー?これがまた美味いんだ。

デザート、生ビール込。納得の19€。


疲れて宿に戻ると退屈しないのはなぜ…


キツかった…山を3つ越えた。累計標高は700m以上だ。

40000歩を超えた。距離は25キロ。

なかなかうまくいかないもんだ。距離と標高差と…

フランス人の道は、こんなことはなかった。毎日20〜25キロほどのほぼ平坦な道ばかりで、計画しやすかった。

北の道はキツい…

明日は今日ほどしんどくないはず…なんだけど…




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