えちまにはかた

2023/05/26

「カミーノ北の道」を歩く旅 3日目 レソ〜サンセバスチャン

夜はすぐに寝れるんだけど、3時頃に目が覚める。又寝ても5時半頃、目が覚める。時差ボケってやつか。

右足首が痛いとまではいかないが、ちょっと違和感。1日歩いただけで、そんなことでどうする?! 

去年もそうだった。「まだ足ができてない」 「重いリュックにも慣れてない」リュックが乗っかる腰骨あたりが痛い。



昨日ランチしたバルで。新聞片手にユニフォームを着たじいちゃんが近づいてくる。「タケクボ〜!」とご機嫌だ。久保建英がゴールした昨日の新聞記事を私達に見せる。私達が日本人だと思って寄ってきた。スペイン人のサッカー熱はすごいな。そのじいちゃんはビールを一杯飲んで、又私達に手を振って帰っていった。

昼のカフェにバル。私達と同年代かそれ以上の年寄りか、オヤジしか座ってない。そりゃあそうだな。若い人は仕事だろう。オヤジはヒマなんだ。

さしづめ、コメダ珈琲にたむろするオヤジか。



6時過ぎたけど、まだ薄暗い。今日も曇りか。夜は10時頃まで真っ暗にはならない。

やっぱり9月が晴れやすいんだな。この時期は快晴になる日は少ないらしい。スペイン南部は大雨になってるとか。イタリア北部は洪水になってるとか…やっぱり異常気象か。曇りなら上等か。


今日は宿でしっかり朝食を食べて出発。

8€。安くはないな。1300円。

クロワッサン、焼き立てふわふわ。


宿を出る時、カミーノに戻る道を聞いた。え?エレベーターあるの?

朝の出発はさわやかで清々しい気分。曇ってるけど。


ほんとだ! エレベーターかい!!
これがあるって、昨日知ってたら…どんだけ遠回りしてしんどい坂道を登ったことか。
エレベーター4階分…しんどかった…
一瞬で昨日のロータリーに戻れた。海岸旅ってこんなもんだ…




ボート漕ぎマシン? さすが海が近いな。


ブーゲンビリア、見事だ。
去年植えたのに、氷点下の冬を越せなかった。かわいそうなことしたな。


対岸まで渡舟に乗る。船着き場で。
子供たちのにぎやかなこと。口々に「arigato〜tskekubo〜」
タケクボ〜を連発! 手を合わせてお辞儀する。
日本人はおじぎってことか。



対岸までひとり1.1€。ふたりで300円ほど。




下船して海岸沿いに歩いてこれだ!ひぇ〜っ!
一気に標高200を登る。


これが「北の道」の醍醐味だ。海を見ながら歩きたかった。
曇りの予報が晴れてきた。



そこそこのアップダウンだ。「フランス人の道」より、かなりキツい。


灯台らしい。






見えた! サンセバスチャンだ!
あとは下るだけ。




後ろの山の上から下ってきた。



美食の街サンセバスチャン。
レストランでとりあえず休憩。
出た!Menue!
ビールもついて14,95€は安い。
宿のチェックインの3時まで、ダラダラしてればいいんだ。

今日はこうゆう日。急ぐ旅じゃなし。
どこまで歩かないといけない、はないのだ




風光明媚な観光地って感じ。平和だ。
ウクライナ…なんとかならないのか…


菅笠が珍しいのか、大きなリュックの巡礼者が目立つのか。たくさんの視線を感じたよ。声をかけてくる人もいた。



砂に大きな絵を描いてる。へえ、見事だね。白いマットの辺りに上からお金を投げてくれ、と。
これ、満ちたら消えるんだよ…



あ、昨日会ったオヤジだ。その帽子の名前を書いてくれ、と。
「すげがさ」って書いたとさ。


イギリス人らしい巡礼者。
「巡礼といっても、そこそこのホテルしか空いてないやんなあ。けっこう高いやんな。ビアリッツにも泊まったけど、フランスの方がスペインより、まだ高かったで。息子が日本へ行ったことあんねん」みたいな話だった。


街の外れまで歩いた。けっこう歩いたぞ。だんだん人が少なくなってきた。


さあ、毎度大変な宿探し。ここらへんのはず…
歩いてる女性に聞く。英語あかん…一生懸命ゆってくれるも…わかりにくい…


最後にこの階段かあ…
200段以上あったぞ。


こうして、今日も無事に終了。

11キロほどでサンセバスチャンに着くも、ホテルまで歩くと16キロになった。その分、明日はサンセバスチャンの街をすぐに脱出できる、と思っとこう。


夕方6時、大つぶでものすごい雨だ。歩いてる時、こんなに降られるたら…エラいこっちゃ。私ってモッテるわぁ。


さあ、明日はいよいよ距離が長くなってくる。気合だ…!






ブログランキングに参加しています。 

ポチッとクリックしていただけたらうれしいな♪

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ