えちまにはかた

2023/05/30

「カミーノ北の道を歩く」7日目 markina〜mendata

2日ほど前からよく眠れるようになった。時差ボケ解消だ。ドミトリーのアルベルゲに泊まってないので、集団イビキに悩まされることもない。


山登りの20km超えは止めることにした。今日のmendataの宿まで21キロ。

途中のmunitibar まで行くバスがあるとゆう。それそれ。ぼちぼち進むさ。

イルンからの初日は曇ってガスが出てたけど、その後は快晴続きだ。天気予報はそろそろ雨になるとか…今日はどうなんだ。

急に降って、すぐにやんだり、日本みたいに一日中降り続くような雨はなさそうだが…


8時。外へ出てみる。あれ、雨か。たいしたことない。

あれ〜昨日、カフェが2ヶ所。ここで朝ごはん食べれると思ったのにやってない〜

バスは9:10. 部屋に戻る。パパが言った「鍵、返したら2度と部屋に戻られへんぞ」

自動ロックで鍵は置いてくるので。鍵を持って出てよかった。部屋に戻って、バランスパワーでもかじっとこ。

今回は日本からおやつを持参。貴重だ。

青空が見えてきた。せめてもの救いだ。前向きに、前向きに。


9:10のバスに乗る。街を過ぎて、わぁ、どんどん上る。左は山だ。これを歩いて登るんだったんだ。上ったと思ったら、バスは下る下る。歩いたら、どんだけしんどいことか。
心の中は、9割は楽して得した。1割ほど、こんなんでいいんかな…
いや、これでいいんだ。

munitibar 下車。まずは朝ごはん。やっとこさCAFEを見つけた。カフェコンレチェ、美味い。
さあ、矢印を見つけて、今日も歩こう。

ボカディージョの横のピアス。
カウンターでコーヒー飲んでたじいちゃんが、さっき落としたぞ、とピアスを拾っておいてくれた。なんと😍 失くして又泣くとこだった。グラシャース!!


同じ方向にせっせと歩くと、そんなに巡礼者には会わないもんだけど、座って休んでると、そこそこの人が歩いてるもんだ。といっても、フランス人の道とは比べものにならないほど、人は少ない。





キツい山道はバスで通り過ぎた。ゆるやかないい道が続く。
カミーノはこれでなくっちゃ。
こんな道なら、いくらでも歩ける気がする。


秋のカミーノと違って、いろんな花が咲いてるのがうれしい。





少々登りがあったって、今日はしんどい、ってゆっちゃダメなんだ。
バスで楽したんだから。







ちょっと近過ぎたな。2時間で着いてしまった。
3時チェックインまで、ダラダラ時間をつぶす。こんな日もあっていい。
え〜 洗濯環境めっちゃいい! 洗濯…したとこだよ…



朝、ポンチョを着るほどでもない雨が降ってたけど、午後は快晴だ。


今回の旅、初めてのアルベルゲ。
これだよ、これ…イビキの合唱だろうな…
ま、とにかく安いんだから。ふたりで朝夕食付で58€。8500円。
ひとり4250円。文句は言えない…

デカいスーツケース…荷物配送サービスの巡礼者か…



グループディナー。いろんな言葉が飛び交う。ドイツ語話す人4人もいたな。
フランス人は英語できない人多いよ。


デザートはスイカだった。私がスイカに塩をかけるのを見て、オーストリア人がびっくり。
「スイカに塩かけんの?!」
「日本では普通やで。甘みが引き立つんよ」
「やってみよ…微妙やな…」と英語でね。
ははは!



こうして休息日のアルベルゲの夜は更けていく。

明日はゲルニカに着く。





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