今日も次の村まで10キロある。このアルベルゲでは、早朝5時から朝食を食べさせてくれる。それなら食べて行くか。
朝食を食べに階下へ。あらら、ダイニングで寝てる人いるよ。チェックインが遅くてベッドに空きが無かったか、はたまた、イビキや体臭で寝れずにここで寝てるのか…
アルベルゲの朝食はたいしたことなかった。しょうもないパンとマーガリン、ジャムとドブ色コーヒーとマフィン。
それでも、ちょっと食べておけば2時間は歩ける。
今日もいいお天気だ。歩き始めて17日、一度も雨の中を歩いたことは無い。夕方降ったことはあるけど、毎日快晴、又は曇りだ。
今日も東の空が赤くなってきた。
あの女性が今日も後ろから来た。
may i take a picture with you？ 彼女はオーストラリア人だった。メルボルンだそうだ。オセアニアと日本って、ここから1番遠いよね。タスマニアに行ったよ。メルボルンからタスマニアはフェリーで12時間かかると。私達は飛行機だったけど。
サンチャゴまで歩いたら、メルボルンに戻って3ヶ月ほどしたら、次は日本に行く、と。
そんな会話で、彼女は先を歩いて行った。荷物無いんだもん、今日も速い。
一緒に写真撮ったのに、パパミスショット。明日もう一回頼も。会えるかな。
そこらじゅう風車まみれだ。風力発電が日本より進んでる。
時々、十字架があるなあ。
「愛は道にあり」「呼吸するだけ」それ以外にすることは、「歩く」ことだけ。
お遍路精神だね。
サンボルのアルベルゲ。
電気無し、シャワー無し、トイレ無しだったそうだが、今はどうだか…そんな宿に泊まる巡礼者おらんやろ…
サンチャゴまで477キロ。フランス・サンジャンから350キロほど歩いてきたことになる。
10.6キロ歩いてきた。やっと初めての村オンタナス。
ゆで卵売ってた。クロワッサンにハムとチーズと目玉焼。今まで食べたボカディージョの中で1番美味しかった。
さあ、これで又がんばって10キロ歩くぞ。
昨日カネダさんに教えてもらった。エスプレッソにミルクを入れたやつは、コルダートとゆう。今日のバルでゆってみたら、通じない。なんで？ コにアクセントを付けるとダメなんや。ダにつけるんや。又ひとつ賢くなった。
この花、なんだろ。かわいい。葉っぱはゼラニュウムみたいな。日本に帰ったら、これからはクレマチスを色々増やしたい。
オンタナスの村はすぐに通過してしまうほど小さい。
歩きながら、皆よく食べてるブラックベリー。黒いきれいなのを選んで食べる。あら、美味しいよ。ワイルドな毎日だ。
にぎやかなブラジル人グループがなにやら言いながら近づいてきた。
写真撮らせてほしい？かな。
菅笠を順番にかぶっては撮影。
オブリガード！といって先を歩いて行った。ポルトガル語だね。
スペインの人は自転車好きだね。毎日、何十台もの自転車に抜かされる。皆「buen CAMINO！！」と言って走り去って行く。
モコハウスのミッチー社長、お元気ですか。おケガの具合はどうですか。自転車に乗れるようになられましたか。スペインは自転車天国ですね。社長もスペインはお好きですもんね。
巡礼者用の安宿に泊まって旅してますが、
階段や廊下は安普請で、マジックハウスみたいに歪んでいたり、ひずんでいたりするけど、窓はすごくいいです。国道沿いの宿に泊まり、ガンガン大きなトラックが走っても、木枠の二重窓がふたつ閉めるんです。二重窓を二重に閉めると、全くといっていいほど、音は聞こえません。外は10℃以下でも、室内は24℃。エアコンはもちろん無し。
ほんとに窓は大切。窓が命。日本の家はまだまだですね。モコハウスを除いては！
デコボコ道、砂利道、上り坂もなんのその！こぐのみ！
どこまで歩けば、村が見えてくるんだろう…
あと1時間半ほどのはず。ちょっとひと休み。
村に着いたか、と思えば…なんじゃこれ。サン・アントン修道院跡。崩れてるよ。戦争でやられたのかな…
見えた～！
今日の目的地カストロヘリスだ。
今日もアルベルゲの個室。使い易さの一長一短はあるが、どこも新しくてキレイだ。昨日の宿は布団が無くて寝袋で寝たが、今日は布団もあるし、シーツもキレイだ。
それに、この宿、今まで2週間ほどの宿の中で、ネットが1番サクサクだ！ありがたい。ノンストレス！
すっごく遅くて、ブログアップに時間かかってフラフラになる宿もあったよ、
まずはバルへランチに。生ハム、オリーブ、生ビールにスタンプも忘れずに。パエージャは間違いなく美味しい。
ビール飲んでランチ。ふらふら宿に帰ってお昼寝。シエステタイム。すっかりスペイン人になってしまった。
毎日毎日、何度も菅笠をホメられたり、菅笠のことを聞かれたり。それは日本でどうゆう時にかぶるのか。そこに書いてある字はどうゆう意味か、ってね。南無大師遍照金剛の意味…同行二人の意味…英語で説明…うーん、難しい…日本人でもわからん…
後ろから歩いて近づいてきて、抜かして先を行く時に、いつも
nice hat！ fantastic！ってゆって行くよ。
you can perfect block strong sunshine！ってね。雨でもOKのカバーあるよ。ってゆうと、fantastic！！ これかぶってるおかげで、菅笠の日本人だ、って覚えてもらって、どこでもあいさつしてくれるよ。
さあ、夕食はどうする？
この村の2軒のバルの一軒にはランチで入った。夕方7時過ぎ。まだ昼みたいに明るい。もう1軒に入ってみよう。定食は8時からだと。定食じゃなくていいや。
hamburger de wagyu. 何？！和牛？！
店の壁のポスター。いい感じだ。写真を撮ってると、店の主人がこっちのも撮ってくれ、とゆう。
あれ、これ「タンタンの冒険」だよ！ 画集を見せてくれた。友達が描いてくれた、とゆう。タンタンの作者と友達なの？！
あ、この店じゃん！
ここだよね😍
今日も充実の1日だった。
さあ、明日は長いぞ。25キロ以上だ。
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