6時半起床。今日は高野山へ走る。
7時、おにぎりをふたつ作って、バイクで出発。
紀の川の東、フルーツロードからの景色。今日は澄んでる。
朝マックで朝食を済ませ、たなかで柿の葉寿司を買って、高野山奥の院駐車場に9時半到着。
お盆はさすがに避けた。
夏休みだから人が多いかな、と思ったけど、10時の高野山を歩いてるのは、宿坊に泊まった欧米人だけ。日本人観光客はほとんどいない。
特にフランス人率高いかも。近寄るとフランス語が聞こえる。
人の少ない奥の院参道を歩く。気持ちいい。ヒグラシよりまだミンミンゼミだ。
一番奥の弘法大師御廟へ。この橋を渡ると脱帽、撮影禁止。
豊臣秀吉の墓。
さすがに標高850近い高野山。気温は26℃。涼しい、気持ちいい。
五輪塔。下から、土、水、火、風、空。
奥の院から実家の墓がある中の橋近くまで歩いて、槙を入れ替えるか見ておこう。
まだまだ歩く。金剛峯寺まで。
この白いの…なんてゆうんやっけ…8月いっぱい掛けてあるらしい。
あ、切り子灯籠だ。ご先祖様がお盆に帰ってくる目印なんだとか。
若いお坊さんが歩いてる。
金剛峯寺。なんとなく背筋がのびる気がする。
なんでお坊さんになろうと思ったの？
家がお寺だから…？
おにぎりと柿の葉寿司のランチ。高野山のランチは美味しいもんが無いんだよな…
千手院から女人堂までバスに乗る。歩いてもよかったけど、ここまででちょっと疲れたし。
又来た女人堂。
「京大坂道」はここへ出てくる。
「町石道」は大門に出る。
高野三山。高野七口。黒河道…
極めつけは小辺路。ここから十津川まで。
この辺りの道は全て歩いた。
初めてしんどい山道を歩いてここへ来た時、ちょっとぞくっとした。鳥肌が立った。
子供の時から、何十回と来てる高野山だけど、ここへ来たのは初めてだった。しかも九度山の学文路から歩いて…
しんどかった…
右には「高野山」左には「金剛峯寺」
ちょっとは山道歩くか。そんな予定じゃなかったけど。
女人堂から山道に入る。高野三山の道を途中から千手院へ下る。
参詣道入口に出た。やっぱり「クマ出没注意」って書いてる…
今日は熊鈴すら持ってなかった。大声出して喋りながら歩いた…
さすがの高野山も昼過ぎると少しは暑いな。
高野町役場前を歩く。え？！エアコン無いんだ！ 役場の窓は全て開いてる…
30℃超えることは無いんだろな。それでも、暑いやろうに…
千手院から又歩いて奥の院まで。途中で槙を買ってお墓参りだ。
新しい槙に入れ替えといたよ。
ま、あんまり好きな両親じゃなかったけど…たまには来てやろう。
高野山が好きだから…
いっぱい歩いたなあ。歩数は18000歩を超えた。
奥の院駐車場のバイクに戻って、大門近くのファミマでアイスコーヒー飲んで休んで、走り出す。
今日は野迫川温泉にお泊りだ。
あ、ここだ！大股だ！ 8年前だ。
小辺路を高野山から歩いて、ここから公衆電話でかけて送迎してもらった。携帯は圏外。「ホテル野迫川」
公衆電話、ここでは必要なんだな。
高野山から十津川まで二泊三日で山の中を歩いた。今から思えば、よくクマに合わなかったことだ…
去年、アメリカ人のパトリシアさん、小辺路を歩いて行方不明のままだ。捜索は打切りになっても家族が探してるらしい…
「ホテル野迫川」到着。
部屋の窓から。川の水、冷たいやろうに…
こんな山奥に、こんな温泉宿。
夕食はアマゴの塩焼にカシキ鍋。
カモ、シシ、キジの頭をとってカシキ鍋。
鴨肉、猪肉、雉肉。へえ、キジ肉は食べたことないなあ。
いい出汁出るんだ。〆の雑炊が美味。
さあ、野迫川といえば「雲海」だ。
日の出とともに消えていくんだそうだ。日の出は5:25。ここから雲海観賞ポイントまで30分…
どうする…4時半に起きて…？真っ暗な中、30分走って…
どうしよ…
「雲海」……観たい…
ホテルの主人がゆう「今日は観えました」最近よく観えるそうだ…
うーん…4時半……
パパがゆう……「行けたら行くわ」
え……それって…
え？ エアコン消しても暑くない。室温23℃。外は20℃か…
窓開けて気持ちいい。川の音がする…
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