えちまにはかた

2023/11/12

カミーノ病の仲間と馬籠を歩く

5時半起床。

寒いっ!外気温7℃。室温10℃ない!


安普請の家はこんなに寒いのか。ダウンの寝袋持ってきてよかった。あれがなかったら寒くて寝れなかったかも。

帰ったら、うちの家は寒くないんやで…



6時集合。

全員(29人)で朝食とランチ用のお弁当の準備。

昨夜のパエリアの残りのおにぎりが美味しかった。

炊きたてのかやくご飯はおにぎりに。

アツっアツっ!





この宿は一体一泊二食でいくらなんだろう、と思っていたら、昨日集金された2500円。アルコール500円。ひとり3000円だけだとゆう。

なんてことだ…

四国遍路を歩いて、巡礼者のための巡礼宿を始める人がいる。

ご自分もカミーノを歩いて、カミーノの会のためだけにアルベルゲをやっているのだ。

普段は宿をやってる訳じゃない。ネットにも載ってない。この会のためだけにやってくださっているのだ。

なんとも「いい人」なのだ。

カミーノの会の人が、今までに寄付をしたおカネが10万ほど集まったと。キッチンをリフォームされたらしく、その一部にあてて下さい、と贈呈式があった。

寄付か…まさしくカミーノのオスピタレイロだ。


奥さまがさをりに興味をもたれたようで、ふたりで着ていたベストをすごくほめてくださった。

奥さまにベストを作って送る約束をして、キーホルダーをプレゼントした。


Hさん、元電通慶應ボーイのSくん、にもキーホルダーを。ふたりともリュックにつけて歩いてくれてた。

Hさんにはお世話になったので、Sくんには、おもしろいヤツでこれからの人生も頑張れ、の意味で。


奇人変人ある中カミーノ病…の人がいるのだ。ただただ歩く。歩くのが好きでたまらないのだ。

人生は「歩くこと」と「食べること」だとゆう。衣食住ではないのだ。



電車とバスに乗り継ぎ、馬籠へ。そこから妻籠までのたったの8kmを、べちゃべちゃしゃべりながら、ゆったり歩く。

ここは2年前に歩いたなあ。




恵那山は雲の中。






これ、サクラ。満開ならすごいだろうなあ。









3時半。妻籠で解散。私達は皆と別れて、名古屋までの高速バスに乗った。


「カネとヒマと健康」を揃え持って、その情熱を「歩く」ことに全て注いで、スペインに通い続ける人があんなにいるのだ。高齢にもかかわらず。

いや、それだけじゃないな。

登山はもちろん、絵を描く人、パンを焼く人、料理する人、バイクに乗る人、さをりにハーモニカ…


輝いてる人は、いくつになってもやりたいことがいっぱいあって、人生を楽しんでるのだ。


来年もスペインへ行って、報告会に参加しよう。

団体行動は苦手な私だけど、心地よい旅だった。



バスは名古屋駅にちょっと遅れて5:50着。

名鉄でミンチカツ、コロッケ、キンパ、缶ビールを買って、予定通りの7時の特急に乗る。

ゆったり車内で夕食。名古屋で焼鳥屋に入るより安上りだった。


さあ、帰ったら、織り機に糸を掛けるか。ハーモニカの先生の奥さまにも、クリスマスプレゼントにベスト織ろうかな。

楽しみができた。


馬籠〜妻籠まで歩いた。

私達はまだまだ歩けるな、と感じた、楽しい土日だった。





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