えちまにはかた

2023/04/14

三岐鉄道北勢線の旅

 名古屋歩き2日目。四日市のホテルを出る。今日は寒くない。


四日市から桑名へ。

桑名から三岐鉄道北勢線。
線路の幅75cm。狭っ!  国際標準とされる鉄道線路の半分しかないんだと。
線路の幅が狭いから軽便鉄道ってゆうのかな。

当然車両も狭い。足長いヒト、前の人と当たりそう。
当然通路は歩けない。それどころか、つり革あるけど、間に立てる? 
外を見れば、家の軒スレスレにガタゴト走る。タイにこんな列車あったよね。

単線だから、すれ違いのために待たされる。なぜか途中で降ろされる(車庫入りだった)。 
目的の楚原駅まで四日市から1時間かかった。

もうすでにアトラクション。楽しい。まだまだ日本には知らない路線があるもんだ。


駅名って読み方難しい。カナふってくれてる。ありがたい。


「非冷房車」なんて言葉あるん? 夏、暑いね・・・
パパ、かがまないと頭ぶつけるよ。幅も狭いけど、高さも低い。


学生さんがけっこう乗ってた。



楚原駅下車。そはらと読む。ここから終点の阿下喜駅まで歩く。

へえ、これは楽しい。半分は三岐鉄道に沿って、半分は員弁川に沿って歩く。


ねじり橋、めがね橋。見どころはあるもんだ。ねじれてるってわかるかなあ。




めがね橋。 列車の時間みたけど、なにせ1時間に一本だ。


鈴鹿山脈だ。黄砂で霞んでるけど。


わあ、きたきた! 運転士さん、手、振ってくれたよ。


田園風景と水路に挟まれた気持ちいい道を進む。


100段? 四国遍路に比べれば軽い軽い。


麻生田駅から、三岐鉄道と離れて、員弁川に沿って歩く。いなべと読む。


水路の水、むっちゃきれい。なんでやろ・・・



桜並木が延々と続く。惜しいなあ。10日ほど遅かったか。満開の時に歩いてみたい。
今年の満開のサクラは四国で観たよ。



もうすぐ阿下喜駅。 あの向こう丘の裾を延々と歩いてきたなあ。


三岐鉄道の終点駅。阿下喜駅到着。あげきと読む。


駅の待合室で地元のお母さんが話しかけてきた。「なんにも無い田舎でしょ」と。

イオンとマックスバリュができて、個人商店は閉めていく、と。
クルマが無いと生活できない。無料のコミバス頼り…どこでも同じだな…

桑名に仕事があれば、のんびり暮らせるいいとこだと思うけどな。


ここから桑名まで戻る。
運賃510円。距離はそんなにないけど、ゆっくりガタゴト50分走る。

歩いてきた道の横を走るのは楽しい。

どうよ。このかわいい車内。




名古屋方面へ来たら、大観亭のうなぎでしょ。
松阪の焼肉か。いや、うなぎだ。意見が一致。

やっぱ大観亭だよ。今日はひめまぶしじゃなく、上丼、私はご飯少な目で。美味〜いっ!


さ、帰ろ。 贅沢ついでに特急に乗ってやる。アーバンライナー。
ぼおっと車窓からの風景を楽しんで、こっくりしてる間に帰ってきたよ。


13キロほど歩いたな。楽しい2日間だった。

まだまだ知らないとこあるよ。まだまだ楽しいことあるよ。





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