えちまにはかた

2018/04/28

鯖街道 小浜から熊川宿まで15キロを歩く

昨日、6時起床。
鯖街道を歩く。

小浜までJRではなく、難波から高速バスに乗る。
時間はさほど変わらないし、料金は電車より安いのだ。
乗り換えもなく、座ってのんびり行ける。
3時間半のバス旅は快適であっという間に小浜駅。

12時過ぎ。まずは腹ごしらえ。
おいしくて安い海鮮の店を調べておいた。
「かねまつ」
かねまつ丼1200円。
ウニやイクラまでのってる。
たっぷりのイカの下にもぶつ切りの鯛やマグロやブリがいっぱい。
おいしかった。しかもあら汁はおかわり自由。



鯖街道は地図がない。
駅前の観光案内所でも、詳しくはわからない。
隣の交番へ。
地元出身のお巡りさんが親切だった。

まずは鯖街道の起点をさがす。
いずみ商店街に鯖街道プレートがある。これだ!

いずみ商店街は、鯖を売ってる店が一軒あったが、シャッター街だった・・・


京は遠ても18里。72キロか。





午後1時過ぎ、出発。基本的には国道27号線を歩く。
街道は国道27号線にかわってしまっているが、なるべく側道をさがしたい。
横にそれると、のどかな田舎道だ。
国道に戻れば、車がびゅんびゅん走ってこわいしうるさい。

今日は昼出発なので、とりあえず15キロ。
15キロぐらい大したことない、と思ってたけど、けっこうしんどかった。



もう田植えが終わってる田んぼもあった。早いね。



途中、側道にそれたものの道がわからない。散歩しているじいちゃんに聞いた。

「鯖街道を歩いてます。熊川宿へ行きたい」と。

75歳ぐらいか。私もそちらへ行くから、と一緒に歩いた。
じいちゃん速い。もう15キロ近く歩いて疲れてるわたし達より元気だ。

こちらへ行きなさい、と分かれ道で別々の方向へ。
川の向こうから、いつまでも手を降って合図して教えてくれた。

とうとう別れ道。大きく手を降った。「ありがと~!」聞こえたかな。

旅先のちょっとほっこりする出会いに感謝。じいちゃん、ありがとね。







5時、熊川宿の古民家民泊に到着。
平日だからか、誰も歩いてない。静かな古い町並みを歩く。



お泊り処 勘兵衛。

古民家を改造した民泊で、地元の20人ほどの高齢者が交代で世話をしている。

70歳の M  さん、鯖街道にまつわるいろんな話を聞かせてくれた。

桂小五郎の奥さんは小浜の人で、里帰りをしては、一日で京へ戻った、と。72キロだよ。一日で…織田信長が浅井長政に裏切られて、京に逃げ帰る時に休んだ番所の話。
木の芽峠のじいちゃんにも会ったそうだ。

街道を歩くわたし達には、なかなか興味深いお話だったね。

部屋にはコタツがあった。入ると気持ちいい。寒いんだ。一泊二食8000円。


部屋にテレビがないし、お風呂に入ったら、10じ過ぎに寝た。
明日は早起きして、25キロ歩く。


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