チャリの遠出、往復40キロ

チャリの遠出が楽しい。

今日は松原の親戚のいとこ叔父の所まで走る。自宅から20キロ。

この前の御所の蕎麦屋までは18キロだった。あと2キロなんてどってこと無い。

ナビも見つつ、あまりクルマの多い通りは避けつつ、西へ西へ。

でも大阪むいて走るのは二上山の峠を越えなければならない。
国道で峠を越えるのは車が多くて危なすぎる。

そこで、関屋まで裏道で走り、一瞬だけ国道を走って、大阪教育大構内を通って、教育大前駅へ下る。登り坂のしんどいこと。いや、危険な国道よりはましだ。

案外早く走れるもんだ。2時間かからなかった。

玄関で対面時の開口一番「ママチャリやんかあ」・・・くそ・・・

チャリで野宿の四国遍路をまわった人だ。
走りそうな？チャリが二台あった。アシストじゃないよ。83歳と78歳の夫婦。

今でもチャリで走ってるようだ。信貴山へ歩いたりもしてるようだ。

まだまだ元気そうだ。

なのに、ひとまわり以上も若い私達がアシストか・・・

いや、それでいいんだ。無駄にしんどいことをする必要もない・・・

これ、飾ってたよ。思い出すよ・・・

今までに3回お遍路旅をして、白衣、納経帳、掛け軸、三つあるそうだ。

三つの納経と表装だけでも何十万も要る。

私達も、四国遍路、きっと又歩くと思う。でももう納経はしないよ。

二人分の納経白衣が二枚できた。

こちらは西国三十三か所。

こちらは車でまわったようだ。

ちょっと贅沢な大人のスタンプラリーだよね。

シルクウールのマフラー。プレゼントに作って持って行った。
奥様の A子さん、すごく喜んでくれた。

こんなのすぐできる。糸は山ほどあるんだ。5時間ほどあればできる。
それでも5時間はかかるんだな。
あんなに喜んでくれたら、値打があるってもんだ。
作る時間なんてどってこと無い。ヒマなんだから。

チャリで走る時って、写真撮れないんだよね。石川に沿って自転車道がある。

大和川をこえ、柏原、藤井寺、羽曳野・・・松原まで・・・よく走ったもんだ。

でも、西向いて走って大阪って、走って気持ちいい道はなかなか無いよ。
東向いて走らないとね。

せっかくのクリクリパーマ頭も、ヘルメットとイアマッフルで、見えないね。

今日は二人でヘルメットかぶって走ったよ。私はママチャリだけど・・・

もうちょっとカッコイイのにするべきだったか・・・

今日の親戚は、この木彫りの鏡を作ってくれたいとこ叔母の兄にあたる人だ。

年寄りってね、毎日刺激の無い生活してるから、今日の訪問はすっごく喜んでくれた。

次回はうちへ遊びに来てね。チャリで来い、とは言わないよ。車で迎えに行くよ。

暗くなるまでに家に着けるように、2時間かかってもいいように3時においとました。

1時間40分。暗くなるまでに無事帰宅。

4時間ほど、いっぱいしゃべって、ランチもごちそうになって帰って来た。
有意義な一日だった。

今日改めて、私の父は田舎から出てくる親戚を片っ端から面倒見てきた人やったんやなあ、と再認識。家族には酒癖のわるい難儀な父親だったけど、人の面倒はよく見て慕われた人やったんやなあ・・・でも・・・好きじゃなかった・・・

私は今幸せだ、ってことも再認識・・・

帰宅後、べストを一枚仕上げる私もすごい。
縮絨しておいてあった。

なかなかいいんじゃない？　
またまたカネにもならない仕事だ。いや、仕事じゃない。
喜んでもらえたら、それでいいんだ。
尾鷲のアルベルゲのママさんに送ろう。

この前お邪魔した時、マスクを忘れてきた。わざわざ電話くださった。処分していただいてもいいんですが・・・とゆうと、「手作りでしょ。送りますよ」とゆう。そんな・・・

また伊勢路を歩くのもいいし、尾鷲の山に登るのもいい。又行きます、と言ってしまった。これは、それまでに送ろう。

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