稚内まで3000キロのバイク旅 小樽から帰る

5月22日。息子の誕生日だ。子供4人にお祝いしてもらうのかな。

昨夜23:30に小樽をフェリーで出た。お風呂に入って寝るだけ。

朝、ゆっくり寝て、コンビニで買って来たパンを食べる。コーヒーも紅茶も家から持ってきてる。


今晩舞鶴につくまであと12時間ほど、だらだら過ごす。

小樽のコンビニで大阪ナンバーのバイクに出会う。その人も大阪から走って来た、と。
私たちの荷物を見て、「お二人にしては装備が少ないですね」
そうなんです、私たち。
いつどこへ行くのも、最低限の荷物。着替えなんかしない。雨は困る。寒いのも困る。
雨用装備と防寒装備を持つと、着替えなんか持てない。

登山をするようになって、山小屋に泊まるようになって、ますます余計な物を持たなくなった。
汗だくになって登山、お風呂にも入れず顔も洗えず、着替えもできず、3日でも歩き続ける。

それを思えば、着替えなんか要らない。登山用のウエアは防汚防臭。着替えなくていいんだ。
毎日お風呂に入れるだけで。

おかげで家でも3日に１回ほどしか洗濯しないよ。

バイクでいっぱい走った楽しい旅だった。

でも、
ずっとシートに座ってヒザを曲げて足を下ろした姿勢で走る。たまには足を動かさないと
しんどくなる。お尻で血流が止まったまま、みたいな感じだ。たまにお尻を浮かして立ち上がると、すうーっと血液が流れる感じがする。

2時間続けて走るのは無理だ。
休憩時はまず体操。

やっぱりバイクの長旅は過酷なのかな…

デッキに出てみる。いいお天気でさわやかだけど、陸地は見えない。

大阪からのバイクライダーの男性と又話す。
北海道で故障して困ったこと、ガス欠して10ℓのガソリンにJAFに25000円払ったこと、お互いの武勇伝？に話が盛り上がる。

お昼には買ってきたカップラーメンとおにぎり。

そうやってゴロゴロしてる間に舞鶴だ。

フェリーはすいてる。夏に比べるとガラガラだ。そのせいで、ビンゴゲームも船上コンサートもない。



キレイな夕陽が見える、とアナウンス。
デッキに出る。
これで3日続けて夕陽を見た。

無事舞鶴到着。夜9時。
それから3時間かけて奈良まで走るのは無理。

ホテルで1泊。明朝から走る。昼までには帰れる。午後1時にさをり教室再開します！

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