えちまにはかた

2019/05/20

稚内までバイク旅 青森~函館 岩木山に登ってしもた

5日目。



不老不死温泉。いい宿だった。
昨夜も100人以上の客がいたようだ。
土曜はずっと先まで満室だ。
1泊2食で12000円は高くない。なんで客が集まる宿とつぶれる宿があるんだろう。
ここは間違いなく、お湯でヒトを呼んでいる。

鉄くさい赤いお湯だ。早い話が有馬温泉金泉と同じだ。有馬温泉なら家から1時間ちょっとで行けて、1泊20000円以上か。泊まったことないけど。
ここは家から1000キロ以上走らないといけない…

やはり遠くなればなるほど物価は安いな。


昨夜露天風呂で夕陽を見ながら、大阪の女性と話した。

家を出て29日目だと。
高速を使わず一般道だけでの旅だと。同じようなことを考えるヒトはいるもんだ。70歳。
稚内まで行ったけど、寒くて寒くて車から降りれなかった、と。やっぱりな…5月の北海道バイク旅で北まで行くのは無理だ。今回は小樽までにしよう。

さあ、今日はいよいよ青森からフェリーで北海道へ渡る。

快晴だ!

今日こそ鈍行列車と並走するぞ。

来た!
スピードを調整しての並走は大変。
少し前を走って1両目を撮りたい。
パパは後ろは見えない。
「緩めて!」「アクセル!」



並走して必死の一枚!
時速は70キロ。
ん?! 運転手と目が合った気がするぞ。


走ってる時は列車の方が速い。国道は遅い車もいる。でも、毎駅停まるから追いついて先回り。

橋の上で待機。来た!

そしたらね、警笛鳴らしてくれたよ!
橋の上の私に気がついたんだ!
さっき並走したもんね!




どうだ!
岩木山と列車が撮れた!
ちょっと逆光だけど。




鰺ヶ沢で、列車に別れを告げ岩木山をめざす。
津軽岩木スカイライン。1000円。

69回ものつづら折りカーブ。
車はここまで。8合目、標高は1247m。
さぶっ!すごい景色だ。


リフトでまだ登れるぞ。
降りたら9合目。何?!頂上まで40分?

すり減った登山靴、帽子がない、
ポールがない…
えーい、40分ぐらい登ってしまえ! 



やった~。登頂!
8合目までバイクだけど。
9合目までリフトだけど。
たった40分だけど。

ガレ場は歩きにくかったよ。達成感!


岩木山。標高1625m。
百名山ひとつ制覇だ。


8合目からは見えなかった八甲田方面が見えた。
赤岳、井戸岳…大岳。そこから酸ヶ湯に降りた。

やっぱ登山はこうでなくっちゃ。
晴天で登って、頂上から絶景。


津軽方面。


ポールがないと、下りはこわかった。
リフトで8合目へ下る。
あんまり寒かったから、ヘルメットかぶってリフトに乗ったんだけど、頂上まで登ることになって、リフト乗場で預かってもらった。


あれが頂上。まさか登るとは思わんかったよ。


あの頂上に立ったと思うと、岩木山を見る目も変わるとゆうものだ。


見る角度によって、山の形は変わるのだ。



青森港からフェリーに乗る。2:40発。
本州とお別れだ。


さよなら、青森。
八甲田が見送ってくれる。
さあ、北海道だ!
雨になるのか!

5日も奇跡的に晴れたんだ。
雨でもなんでも来いっ!


青森港を出て3時間半で函館に着く。函館に船で着くのは初めてだ。
ラッキー! 雨はまだ降ってきてない。
でも、寒い!


函館の夜はジンギスカンで。
今回の旅で、初めてフリースを来て、夜の函館にくり出す。


ホテルで勧められたジンギスカン「ラムジン」
カウンターだけ、8人で満席の小さい店。
なかなかおいしかった。



隣りのお客。東京からバイクで来てる。
東京から高速を「隼」でぶっ飛ばして4時間で北海道に入る、と。最高時速は200
キロ出す時もある、と。
「捕まらないの?」
パトカーも白バイも追いつかない、と。

そうかあ。200キロだと誰も追いつかないんだ…
おもしろい青年だった。
明日青森へフェリーで渡って、東京へ帰るらしい。お互いに気をつけようね。

旅は、こうゆう出会いが楽しい。



函館のスーパーホテルに泊まる。
 1泊朝食付5300円。

明日はいよいよ雨だ…

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