ただの観光は似合わないふたり・・・

朝8時、筋湯温泉を出る。
夕方5:45に別府フェリーターミナルに戻る。それまで何をする？

元々は下山したら、すぐにフェリーにのるつもりだった。
ナナが「そんなに急がんでも、ゆっくりしてきたら？」とゆうのでもう一泊することに。

山で出会った地元の人が教えてくれる。
倉木山、黒岳、黒岩山…ふむ、でも、もう充分歩いたよ。今日はのんびりしよう。

とゆうことで、やまなみハイウェイを阿蘇方面へ走る。

なんと今日は曇ってるぞ。ちょっと霞んでるぞ。2日間の快晴に改めて感謝！
大観峰へ。
こんなに近くまで来ても阿蘇が霞んでる。
九重連山も白っぽい。
昨日はあの頂上から、阿蘇方面を見ていた。

今頃こんなかわいい花が咲いてた。なんだろ・・・

それにしても寒いぞ。気温は8℃。大観峰を歩き回って、ちょっとあったまった。

次は男池へ。名水百選らしい。キレイな水が湧いてる。

立派なケヤキの木。

往復40分ほど歩いたかな、名水の滝。ま、そこそこの滝だ。

お次は、やまなみを湯布院へ行く途中、蛇越展望台。へびごえって読むのかなあ。
Pに📷マークがついてたので停まってみると、これはすごい。
なかなかの穴場展望台だ。
ここに車停めるひとおらんと思う。だれもおらん。

由布岳と湯布院の街がキレイに見えた。

金鱗湖へ。
ここへ来たのは間違いだった。
ここは日本人の来る所じゃないのか、と思うほど中国人まみれだった。
さすがにハングルは聞こえてこなかった。

由布岳に二回登ったから、ここへは二回来てるんだ。

昔はそんなに中国人いなかったよ。

何も買うことも食べることもなく、ちょっと歩いて1時間弱で退散。

私達ってほんとにただの観光が似合わない…
おとなしく山に登っとけってことだ・・・

そろそろ別府へ。
又お決まりのマックでPCをいじりながらダラダラ時間をつぶす。

フェリーに乗り込む。

法華院山荘にたくさん本があった。
その中に「カミさん連れて日本百名山」「カミさん連れて九州百名山」とゆう本があった。
福岡の加藤さん。
60歳定年後に、全く山になんか登ったこともない奥さんを連れて200の山に登った、と。

1年にいくつ登ったんだ？

百名山って簡単にゆうけど、ひとつに1万円使うとしても100万、ふたりで200万要る。
ひとつ1万円で行けるわけが無い。最低でも5万は要る。北海道に東北…
山に登るって、天候、体力、技術、装備、気力、財力…いろいろ必要なんだ…

タスマニアのクレイドル山に登った時、山好きの夫婦に出会った。
300名山全てに登ったと。どんだけ体力も時間もカネもあるんや。

加藤さんの本に書いてた。
「昼食を家で三日続けて食べてるようでは、活動的な毎日とはいえない」と。なるほど…

白山の山小屋で話した山好きの主婦、
家の前に車が三日停まったままだと、病気で寝込んでるのかと近所の人が思う、と。

そうか、「三日続けて家にいないこと！」
これからも体力の続く限り、飛び回ってやる。
お金がなくなったら、おとなしくするよ。

その頃には体力も無いんだ、きっと…

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