えちまにはかた

2020/01/09

長崎の旅四日目 最終日に普賢岳登頂!

 長崎を去る朝。6時半。初めて晴れてる。朝焼けだ。奈良よりずいぶん西なんだな。日の出が遅い。明るくなるのは7時だ。


さあ、今日はやっと雲仙岳に登れそうだ。

くねくね道を標高1000まで走って、ロープウェイに乗る。片道だけ。帰りは歩いて下る。

わあ、最高の天気だ。3日間曇りや雨だった。神様は私を見捨ててなかった。快晴だ。
  
ところが、昨日の午後から、なぜか腰が痛い。
よりによって、なんで今…でも長崎最終日、登るしかない。右足が上がらない。

妙見岳経由国見岳へ。
雲仙岳とゆう山はない。
国見岳、妙見岳、普賢岳を総称して雲仙岳とゆう。その中でも普賢岳が最高峰だった。
それが1990年の噴火でできた平成新山が普賢岳より高くなった。
しかし平成新山は噴火活動終息後も立入り禁止で近寄れない。


まずは、展望台から目指す普賢岳を見る。
その向こうのが平成新山かあ。
なんにもない所から、
噴火の火山活動で溶岩ドームが固まって山ができるってすごくない?

近くで見てみたい。


熊本方面を見る。海と雲海と・・・区別がつかない。  逆光だ・・・
ん?!  
遠くに見える黒いの、阿蘇だ!


まずは妙見岳登頂。
このあたりには霧氷ができるらしいが、今日はあったかいので無かった。
それでも、気温は0℃以下か。
そこらに霜柱ができてる。

妙見神社。
「右の腰が痛くて、右足が上がらないんです。
それでも登って無事下山できますように。お願いします!」


腰にピリピリ痛みが走る。それでも登る。国見岳への登り。
え~キツい~っ!  これは健常でも大変。痛みに耐えながら登る!



やった~国見岳到着。1347m。
遠くに平成新山。その手前の普賢岳まで登る。



島原の景色は霧に霞む。
いいんだ、下の景色は。目指すは普賢岳。


いったん下って、普賢岳への登り。

こんなカラダで登山なんて普通はおかしいよ。
でもこのために来たんだよ。新幹線に乗って。しかもずっと雨。




今日初めて晴れたんだよ。登るしかないよ。
普賢岳頂上!  やった~とうとう来たぞ!  1359m。


噴火した時ここにいたら・・・
でっかい噴石が当たってひとたまりもない。
溶岩が流れてきて、ジュンッ!って一瞬で消えてなくなるんだ・・・
自然の力ってすごいよ。

島原で43人の人が亡くなってるんだ。


 こんなもんがいきなりできるなんてね。


 あとは下るだけ、と思ったら、登りもあるやん。
標高差が少ないと思ったら、どんだけ上ったり下ったりしてしんどいか。
とゆうのも、腰と足が痛いからだ。
いつもより1.5倍時間がかかった。
くやしいよ。こんな下りぐらい、ひょいひょい降りるのに。

足に力が入らん・・・くそう・・・


こんなの全然キツくない山なのに、今日は腰が痛くてツラかったよ・・・


なんと!
あんなにきれいに見えてたのに、下山すると、平成新山は霧の中。
神様は私の見方だった・・・ 痛い足を引きずって、下山するまで待ってくれたんだ。



下山後は博多まで走って新幹線に乗って帰るだけ。
ほんとは最終日じゃなく、二日目か三日目に登山したかったんだけどね。

博多に来たばい!!



天気頼みだからね。

さあ、奈良へ帰ろ。




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