えちまにはかた

2020/07/02

苫小牧から敦賀へ フェリーに乗る


フェリーはヒマだから思いついたことをメモしてる。ネット使えないし。

お天気が悪いなりに、足を傷めてるなりに完璧な旅だったよ。

特別給付金の2人分20万はすっかり使ってしまった。

バイクで走ってる時って、風切り音でしゃべっても聞こえないんだよね。
何か話しかけようかと、次の信号で停まった時でいいや。でも、北海道では何十キロも信号が無いことなんてざらだ。そのうち何を話そうと思ってたのか忘れる。「夫婦の会話」なんて、そんなもんだ。

骨伝導の無線モシモシ持ってるんだけどね。充電やら面倒だし。       

               

北海道は観光道民割を始めるようだ。宿泊を5000円補助するとか。いいよなあ。go  to キャンペーンとか、いつになるんだろ。

次はどこ行こかなあ。
私が落ち込んだ観光を元気づけてあげなくっちや。

シルク・ドゥ・ソレイユ、破綻したらしい。あんなに集客してたのに。ラスベガスで観て感動したよ。公演できないんだもんね。1500人解雇だって。厳しいな…

フェリーだけど。高いよ。往復で10万だよ。個室だけどね。
バイクで雨風にさらされて走り続けるしんどさを思えば、寝てる間にダラダラしてる間に移動できるなんて、大助かりだけどね。

なのに、九州佐多岬から北海道宗谷岬まで走ろうよ、なんてとんでもないことをよくも考えたもんだ。

ははは! 提案したのは私だよ。
楽しかったよ。又やりたいぐらいだ。違うルートでね。
青春切符もいいなあ。時間はいくらでもある。



フェリーの朝。
昨夜は深夜12時に苫小牧港を出港。すぐに寝て、朝8時には秋田沖、晴れてれば鳥海山が見える。
海が荒れてる。揺れるよ。敦賀到着は30分遅れるらしい。帰るのが遅くなる。ツラいな。問題は敦賀で雨がどうかだ。濡れながら走るのはツラい。

考えてみれば、全国的に雨ばかり。
九州や東海は災害級の大雨だ。
北海道も連日雨の予報はばかり。
こんな中で、長時間大雨の中を走らずに済んだなんて、奇跡に近いよな。

毎日決まって夕方から雨が降る。
その日に泊まる宿に滑り込みセーフだ。この旅の間に夕陽をみたことは一度も無い。
あ、小樽へのフェリーから見た夕陽が最初で最後だ。


1, 北海道は寒い!バイク旅には過酷だ。上に重ね着するより、冬用の発熱ブレスサーモを一番下に着るのが、一番あったかい。フリースやダウンよりかさも低いし。バイクを降りて店に入る時、暑くても脱げない、とゆう欠点もあるが。暑いのより、寒いのをガマンする方が圧倒的にツラい。

2,  マスクはほんとにうっとおしい。走る時はつけない。降りるたびにマスクマスク。でも、周りの人はみんなしてる。マスクを持ってないと、旅はできない。

3,  今なら観光客も全くまだまだ少ないので、予約しなくてもフェリーや宿も前日におさえられる。それなら、バイクにも登山にも、天候をみてから出発できる。週間予報もあんまり当てにならんけどなあ。

4,  新日本海フェリーは小樽便より苫小牧便の方がいい。設備も新しいし、ステートの個室にトイレがついてる。
小樽便は人気があるからボロくてもいいとゆうことか。ま、苫小牧より小樽の方が楽しいな。

特に反省事項はないか…
「ケガしないように、忘れ物落し物しないように」娘に言われた。
それが全てやな。
忘れ物してないはず。ケガ…転んだケガも治ったよ。でも…

「無理したらあかんで。北海道は逃げへんで」とLINEをくれる人がいる。
ホンマに友達って素晴らしい。

無事に帰れそうだよ。ありがとう。

もうすぐ敦賀に着く。ネットが通じた。
さあ、3時間半ほど走る。
最後の頑張りだ。





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