えちまにはかた

2021/02/24

伊勢路最終旅 2日目 しんどかった〜

 7時朝食。7時半に三木里まで送ってもらう。20分ほどの車中で女将さんからいろんな話を聞けた。

移住を募集していて、漁師は高校卒で見習でも月給は25万もらえるらしい。東京から移住してきて、リモートワークで東京の会社の仕事をしながら、漁師もやっている若者がいると。家賃は15000円ほどで一軒家を借りられると。

へえ、若い人、漁師やってみれば?



で、8時、三木里から歩きはじめる。

今日は7時間はかかる。とこの時点では思っていたが…新鹿駅16:23の列車に乗りたい。

今日は国道歩きはほとんど無い。山道が多い。海岸線に沿って峠を5つ越える。キツそうだ…


まずは三木峠。いい感じのヨコネ道から登山口へ。

峠に登ると、当たり前のように下る。しかも下りは毎回標高ゼロまで。毎回、海まで下る。

次は羽後峠。






猪垣。ししがきと読む。イノシシ避けに作ったそうだ。


あれ、ここ見たことある。テレビで観た。アサギマダラを呼び寄せるために、好物の何だったか…植えてるんだ。アサギマダラ、来るのかなあ。


下りは賀田駅まで。又海だ。

飛鳥神社。立派な木だね。


ほお、これは珍しい「丸石積み」とゆうらしい。


この木の根道が歩きにくい。石畳が木の根に負けてるよ。


鯨岩。クジラに見えなくもない…



次は曽根太郎坂次郎坂。自領他領がなまったとか。

甫母峠。これがしんどかった。登りもキツイけど、下りでとうとうヒザが痛くなってきた。ヤバいぞ。まだ峠は残ってるのに。

甫母峠でカップヌードルとパンを食べた。


これが心の支え。必死で見つける。





キツイ長い下りを二木島駅へ。もうふらふらだ。
キツイ階段がヒザにこたえる。

休む間もなく、次は二木島峠、逢神坂峠。



この時点ですでに7時間歩いてる。列車に間に合うのか…でもヒザが痛くて、下りは急げない。平坦な道は大急ぎで。

逢神坂からの下りで、ヘルニアの痛みが出た時のために持ってきてる痛み止めのボルタレンを飲む。でも急には効かないよ。

とうとう新鹿の集落に下りてきた。駅はどこだ?! 歩いたり走ったり。走るとビンビンヒザに響くよ。痛〜っ。




駅まであと2分。あ〜列車の来る音だ〜!

ぎょえ〜行っちゃった………

行ってしまわれた…立ち尽くす………


8時間半歩いて、最後には痛い足を引きずって…走って…間に合わなかった……



次の列車は1時間半後。紀伊市木の宿に着くのは7時になる…
えーいっ!タクシーだ!

駅前にタクシーが待機してるはずもなく。電話すると3駅向こうの熊野から走ってくる。

15分でタクシーが来た。乗ること30分。

あーあ、無駄遣いしてしもた。メーターがカチカチ上がるのが悔しかった。タクシー代はペイペイで。5910円…

次の列車を待つより、1時間早く宿に着いた。疲れた…
部屋は3階。ヒザ痛いのに階段がツライ。

疲れた疲れた〜っ!

宿に熊野古道のガイドブックがあった。
11,12,13を歩いた。え?ひとつ3時間?!
3つ歩くと9時間?! そりゃ無理やったわ。

おかしいなあ。7時間ほどだとゆうから、8時間半あれば余裕かと…




とにかくしんどかったよ…

新鹿から松本峠、七里御浜は以前歩いてるのでパス。

紀伊市木から新宮まで16キロ。峠は無いので4時間ほどのはず。


ちょっと頑張り過ぎた1日だった。明日起きたら、ヒザの痛みが治まってる…そんなわけないよな…

平地なら歩けるはず。熊野速玉大社にたどり着く。




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