さをり織り工房　めぐみ塾: 梅、いっぱい見た～♥

御坊駅前のしょぼいビジネスホテル。
目が覚めたら7:30だった。疲れてよく寝れた。
足はどうだ。
足首用のテーピングを水ぶくれになってる左足にクッションになるように巻く。
いけそうだ。

朝食無し、設備も古い、こんなホテルが、駅前にあるとゆうだけでやっていけるんだ。
8500円。周りに何も無い。シャレた店どころか、ローソンがあるだけ。

15分ほど歩いて行ったスーパー銭湯が救いだ。ホテルのフロントで割引券をくれた。
｢歩いて15分ほどかかりますけど大丈夫ですか｣
はあ？15分？湯浅から6時間以上歩いて来たんだ。
どってことない。

パパも足指に血マメができてる。
やめてもいいのに、岩代駅から又歩く。バカじゃないのか・・・

なんで山に登る？　そこに山があるから。
なんでそんなに歩く？　　そこに昔の人たちが歩いた道があるから。

御坊初9:09の普通に乗る。
車窓からのどかな田園風景。あこ歩いた。あの橋渡った。ただの景色も感慨深い。

なんとなく、つり革や手すりをできるだけ触らないように気をつけてしまう。
スーツケースを引きずってるヒトの近くには行かないようにしてしまう。
中国人はなんとなくわかる。

御坊は特急も停まる駅でピタパで入れるが、岩代駅ではピタパで出れないと。
切符を買う。田舎だね。

岩代駅下車。
自分でボタンで電車のドアを開け、この箱に切符を入れて勝手に降りる。駅員不在。

とりあえず、浜にある岩代王子へ。
ここへは何度も来てる。ここで柿の葉寿司食べたなあ。
海、気持ちいい。

さあ、今日も歩くか。南部まで8キロほど。しれてる。
気持ちいい梅林に中を歩く。

これを見たくて来たんだ。

JR の高架をくぐり抜けて海に出る。
海を見て気分悪いって人、絶対いないよね。
波が寄せるのを見てるだけで気持ちいい。

海は見るもの、山は登るもの。

たまたま通ったんじゃないよ。
時刻表みて、通るのを待ったんだ。

浜にある千里王子。

お参りに来た人が貝を並べてる。
熊野古道を歩いて、ここに寄ったヒト、こんなにいるんだ。

梅と列車。これを撮るために待つこと10分。

梅林にミツバチの巣箱だ。
こんなの、
歩かないと絶対に見つけられないよ。

足は大丈夫そうだ、と思ったけど、2時間近く歩くと今度は右足にもマメができたみたい。

梅干し館。前もここで休んだ。梅茶でひと息。梅干しを買って又歩く。

三鍋王子。最後の王子だ。疲れた。

足もそろそろ限界だ。ここでどん兵衛とパンでランチ。
食べといてよかった。南部駅にはコンビニもなんにもなかった。

南部梅林までのバスに乗ろうと。でも1時間待たないと。
駅で2人見つけたのでタクシーに乗りませんかと誘う。
バス代250円。タクシー1210円。4人乗ると一緒だ。

南部梅林、初めて来た。この辺りはどんだけそこらじゅう梅まみれなんだ。
見える範囲全て梅林だ。
すごいんだけど、梅の花は色もひかえめで、そこらじゅうピンク！ってほどでもない。
入園料300円払ったけど、古道歩きの途中の梅の花の方が、
ホッとしてキレイな気がするのはなぜだ。

見える限り全部、向こうの山の中腹まで梅だ。

ここより、ほんとは田辺から滝尻へ行く途中の梅林を見たかった。
でも、足がもうダメだ。これ以上は歩けない。

といいながらも、梅林の中の3キロのコースを1周した。そこそこアップダウンもある
人はそこそこいたけど、3キロ歩くヒトはほとんどいない。

マメのできた痛い足をひきずりながら、なんで歩くのか。自分でもわからん…
せっかく来たから？
また来ればいいやん。
いや、他にも行きたい所はあるから？

250円のバスで南部駅に戻る。バスも好きだ。このまま和歌山まで行ってくれんかな。
今日の残りのお楽しみは、帰りの和歌山駅で、
和歌山ラーメンと餃子と唐揚げと生ビールとハイボール。

まだ時間があるから鈍行で。
南部駅のベンチで1時間待つ。1時間？そんなのすぐだ。歩かなくていいんだから。

和歌山駅下車。
県の観光案内所へ。資料集め。
いつもの店で生ビールとチューハイ。
お疲れ様セット。生ビールと2品で980円。
台湾まぜそばがおいしかった。