えちまにはかた

2019/07/01

ドイツフランスの旅 11日目 プラン ボワールへ

昨日夕方、la  palud   の Information  へ。
英語が通じるってすばらしい!!
親切に教えてくれる。




でも、思ったより、どこを歩くのもキツそうだ。7時間8時間はかかりそうだ。
暑さもあるし、日本を出る前に色々計画してた通りには全くいかない。

ここは、ガードレールもないし、たいしていい道じゃないのにバイク天国だ。

こんなフランスの山奥で、kawasaki、ホンダ、YAMAHA、ヘルメットはARAI、SHOEI.




日本のバイクメーカーは頑張ってる。

それに比べて、車は減った。
昔はアウトバーンでも日本車ばっかり走ってた。
スペインの  skoda  がすごいたくさん走ってる。安くて悪くないんだろうな。



海外を旅すると、いろんなことが分かって楽しいよ。困ることもあるけどね。そんなことにはへこたれない!


プラン ボワール峠からサント クロア湖を見たい。

NHKの渡辺佐和子アナがキツい坂を上がってたどり着いて、「言葉を失った」と言っていた。あの景色を見たい。

でも、なかなか大変だ。バスがない。車で近づける所がなかなかない。離れた駐車場に停めて、500mの標高差を登るしかない。

暑くなりそうだ。水をいっぱいかついで行かなくっちゃ。

温度は30℃。カラダとゆうのは、42℃を体験すると30℃はすごく涼しいと感じるのだ。


8時、車で出発。Maireste へ。
車を停める所があるはず。地図を見ながら。ここだ! 標識発見。
プランボワールとは書いてないが、ここであってるはず。


いきなりの急登。キツい!  




あれはメレステの民泊に違いない。渡辺アナとクロエが泊まったはずだ。
あの2人もこの急坂登ったんだろな。




キツイのが好きな人っているらしい。
例えば、自転車、トレラン。しんどいのがいいんだろう。

私は違う。しんどいのは好きじゃないけど、目的のためには仕方ないから頑張る。
あの景色を見たいがために頑張る。

急登に耐えること1時間と少し。
コルに飛び出た。
登り口に  plateu  de  barbin  と書いてた。よくわからんが、ここのことらしい。
プランボワールまで3キロ!


やった! ここからはキツイ登りはない。
と思ったけど、アップダウンこそしれてるものの、長い道が続く。




1時間。標識だ。

プランボワール峠への最後の登り。
番組ではクライマックスのBGMが流れるとこだ!





わあ~っ! 見えた❗

ちょっと鳥肌がたつ。
テレビでみたあの景色が目の前に広がってる。





足がすくむ断崖絶壁だ。
これを見たかった!





なんて湖の青がきれいなんだ。
これを見るために、こんなフランスの不便な山奥までやってきた。

世界中に行けない所はないと思うが、二度と来ない所はある。
モンテネグロのコトルのはしご、ドブロブニクで歩いて登ったスルジ山の山頂、そしてここだ。

目に焼きつけておこう、この景色。

立ち去りがたい気持ちをおさえて、帰路につく。しんどい坂を登ってきた。帰りは下りだ。

最後のキツイ下り。よくこれを登ってきたなあ、と思う。あの景色を見たい一心で。
あの上まで登って、もっと向こうまで歩いた。





こうして往復5時間ほど歩いて宿に戻る。
宿はルーゴンのはずれにある。ルーゴンってどんな村かなあ。行ってみよう。

なんか静かだ。豊かな村には見えない。 

こんな山奥に豊かな村なんてないか。
カフェでトマトジュースを飲んで帰る。

やっぱりここは、フランスのグランドキャニオンだ。







ホテルに戻ったからって、エアコンで冷えた部屋でくつろげる訳じゃなし、氷がいっぱい入ったアイスコーヒーを飲める訳じゃなし。
水シャワーぐらいか 。
でも今日は達成感だ。

汗かいたウェアとタイツと下着を洗う。
洗面台でシャカシャカっと洗って、手でしぼって干すだけで乾く。乾燥してるから。

毎日テラスから見える景色だけど、これだけで充分すごいんだよね。




ステーキの焼き加減を聞きに来た。
「レア」が通じない。
bloody  inside  ?   oh   oui  !
「中身は血っぽい」?!
まあ、そうだ。

言葉が通じないって、えらいこっちゃ。


外で夕食。風が吹いて寒いぐらいだ。
一昨日は40℃で死にそうだったのに。

それにしても、フランス、ハエまみれだ。





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